仙台市長は12月18日の定例会の答弁で、独自規制を盛り込んだ民泊条例案の制定を検討する方針を明らかにした。
仙台市、独自条例検討へ(河北新報)
仙台市長は12月118日の定例会の答弁で、独自規制を盛り込んだ民泊条例案制定を検討する方針を明らかにした。
<民泊>仙台市、独自条例検討へ 議会で方針
仙台市議会12月定例会は18日、一般質問を続けた。一般住宅などに有料で泊める「民泊」の営業基準を定めた住宅宿泊事業法(民泊新法)の来年6月施行を控え、市は独自規制を盛り込んだ条例案制定を検討する方針を明らかにした。
藤本章副市長が「(外国人旅行者など)観光需要の取り込みが期待できる一方、市民生活の安全安心などの確保は極めて重要。独自条例を提案する方向で調整したい」と説明した。国が示す新法の運用指針を踏まえ、年間の宿泊日数や対象地域の具体的検討に入る。(以下略)(河北新報 12月19日)
宮城県内の民泊の実態を確認しておこう。
宮城県内のAirbnb登録物件、125件
宮城県内のAirbnb登録物件は125件(12月1日現在)。都道府県ランキング31位。決して多いわけではない(次表)。
「Airbnb国内登録件数5.5万件(前月比2.5%減)より
筆者が毎月モニタリングしているAirbDatabankデータのうち、宮城県内でAirbnbに登録されている物件数の推移は次図のとおりだ(次図)。
この1年間で10件程度しか増えていない、というか8月の151件をピークに下降気味である。
(AirbDatabankデータを元に作成)
宮城県内のAirbnb登録物件、仙台市内に集中
宮城県内のAirbnb登録物件は、仙台市内に集中している(次図)。
(AirLABOデータを元に作成)
宮城県内の各自治体のAirbnb登録件数(12月1日)は次表の通りだ。
仙台市内のなかでも青葉区の登録件数が多い。
(AirLABOデータを元に作成)