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いまそこにある危機!都心が飛行騒音で汚染される

2020年、過密都市東京の上空をジェット機が飛ぶ

南風時(運用全体の約4割)の午後3時から7時の4時間、新宿、渋谷、港、目黒と降下し、品川上空では、東京タワーよりも低い高度300mで飛ぶ。

「A滑走路到着ルート」は1時間当たり13回(4分37秒ごと)、「C滑走路到着ルート」は1時間当たり31回(2分ごと)の頻度で、上空から騒音が降り注ぐ。

多くの都民から「何それ?」という反応が返ってきそうだ。

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「新飛行ルート問題」飛行ルート周辺の騒音マップを描いてみた」より

東京オリンピックに向けて、羽田空港の国際線発着回数を増やすため、都心上空を飛行する「羽田新飛行ルート問題」。 新飛行ルート周辺の多くの住民が騒音の影響を受けることになるのだが、このあたりの問題はあまり共有化されていないように思う。

国土交通省が主催する「オープンハウス型」の説明会が功を奏して、一部の都民にしかこの問題が伝わっていないからだ。

同説明会は15年度から開始されている。国土交通省は、説明会の開催実績を粛々と積み上げている

区の多くは国に対して、オープンハウス型の説明会ではなく、教室型の説明会(多数の意見交換による問題意識の共有化ができる)の実施を要望しているが、国交省が積極的に応じる姿勢は見られない。

GDP600兆円の達成と引き換えに、都心が飛行騒音で汚染

なぜこのような事態が生じているのか?

国交省が積極的に都民に知らせようとしていないから、多くの都民は「羽田新飛行ルート問題」を認識していない。多くの都民はこの問題を認識していないので、大きな声となってこない。都民から大きな声が上がってこないので政治家は動かないし、マスコミも報じないというのが現状だろう。

多くの訪日外国人を受け入れるために、羽田空港の国際線発着回数を増やすことが不可欠なのかどうか、そのことの功罪を広く都民に提示し、議論を尽くすべきではないのか

GDP600兆円の達成に向け訪日外国人観光客を2020年に4千万人(2030年は6千万人)受け入れることと引き換えに、都心が飛行騒音で汚染されることを受忍するのか。

まずは、マスコミが「羽田新飛行ルート問題」につき世論調査を実施し、どれくらいの都民がこの問題を把握しているのか可視化することを期待したいのだが。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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