不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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これからのマンション選び!新飛行ルートを確認

企業用地の跡地に建つ中規模マンションの広告。

物件概要

【予告広告】大手町駅直通7分、駅徒歩12分。総戸数48戸、13階建。販売戸数/未定、3LDK(71.40~75.16m2)。販売価格/未定。平成30年10月中旬竣工(本チラシ掲載日の1年3カ月後)。

 

新聞半紙大のチラシの裏面に、静かさが売りのキャッチコピー。

大通りから一歩奥まった地に

静穏と開放感に応える永住邸宅が誕生。

2車線道路には面しているものの、「大通りから一歩奥まった地」に建つマンションだから、そんなにウルサクはないのかもしれない。

従来のマンション選びであれば、それでよかった。でも、これからは違う。


もくじ

羽田新飛行ルートを確認しよう

これからのマンション選びでは、上空を羽田の新飛行ルートが通過しているか否かの確認が必要だ。

2020年までに、羽田空港の国際線の発着回数を増やすために、都心上空を飛行する「羽田新飛行ルート」。新飛行ルート周辺の住民は騒音の影響を受けることになるからだ。

まずは、あなたが検討しているマンションが、羽田新飛行ルートの直下からどれくらい離れているのか、下記グーグルマップで確認しよう。

羽田新到着ルート|グーグルマップ

詳しくは、「羽田新飛行ルート グーグルマップに「修正ルート」を追記」参照。

※上図の作成には慎重を期しているが、データの精度について保証するものではない。これらの情報をあなたが利用することによって生ずるいかなる損害に対しても一切責任を負うものではない。念のため。

どの程度の飛行騒音に見舞われるのか確認しよう

もし、あなたが検討しているマンションが新飛行ルート直下に近い場合、どの程度の飛行騒音に見舞われるのか確認しよう。

たとえば、広尾駅(港区)周辺で想定される概略の騒音レベルは次図のとおりだ。

広尾駅(港区)周辺で想定される概略の騒音レベル

詳しくは「「新飛行ルート問題」飛行ルート周辺の騒音マップを描いてみた」参照。

※上図の作成には慎重を期しているが、データの精度について保証するものではない。これらの情報をあなたが利用することによって生ずるいかなる損害に対しても一切責任を負うものではない。念のため。

飛行騒音70dBを実感しよう

場所によっては飛行騒音が70dBを超える。

70bBと言われても、ピンと来ないかもしれない。

70dBとは「主要幹線道路周辺(昼間)」や「在来鉄道の車内」の騒音レベル(騒音の目安について [PDF 133KB])。かなりうるさいレベルだ。

たとえば、新飛行ルートは新宿上空3,000ft(約900m)から渋谷上空2,500ft(約750m)を通過することになっている。

ボーイング737-800(小型ジェット)が高度2,800ft(853m)を飛行するときの様子は、次のYouTube映像でイメージできる。

画像の右下に表示される騒音データの変化から、飛行騒音70dBの大きさが実感できるのではないか。

ボーイング777のような大型機であれば騒音はもっと大きくなる。


Boeing B737-800 at 2,800ft  70.9 dBA

詳しくは、「海外サイトで羽田新飛行ルート騒音が実感できる!?」参照。

 

都心上空を通過する羽田新飛行ルートは、南風時(運用全体の約4割)の午後の時間帯(15:00~19:00)。1時間あたりの最多通過は44便(A滑走路到着ルート13便程度+C滑走路到着ルート31便程)。

「A滑走路到着ルート(13便程度/時)」では4分37秒に1回、「C滑走路到着ルート(31便程度/時)」では約2分に1回、場所によっては70dBを超える飛行騒音に晒される。

ちなみに、冒頭の物件は羽田新飛行ルートから遠く離れているので、ご安心を。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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