不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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懲りない業者にはレッドカード!?おとり広告

首都圏不動産公正取引協議会は3月10日に発行した「公取協通信第276号(平成29年3月号)」のなかで、不動産の表示に関する公正競争規約に違反した4社に対して、厳重警告・違約金課徴の措置を講じたと発表。

先月は6社、今月は4社に厳重警告・違約金

先月の6社に続き(「おとり広告」に一罰百戒効果!?違反業者(6社)に広告掲載停止措置を初めて発動)、今月は4社が厳重警告・違約金課徴の措置が講じられた(次表)。

4社のうち、おとり広告違反は3社。

ただ、C社は平成26年3月にも、インターネットでのおとり広告で厳重警告・違約金課徴の措置を受けている。

厳重警告・違約金課徴した4社の違反内訳(2017年2月度)

おとり広告違反2回目のC社はレッドカードでは!?

C社は、港区所在で東京都知事免許(1)。カッコ内の数字(1)は、免許を取得してから5年未満である業者であることを意味している。

今回、賃貸住宅10物件のうち、8件でおとり広告を出していたらしい。そのほかにも、建築年月を実際よりも1年から2年4か月短く表示(3件)していたり、駅徒歩時間を実際よりも2分から8分短く表示(6件)していたり。

これはもう、「広告掲載を原則として1か月以上停止する」というイエローカードの段階ではなく、レッドカード(退場:免許取り消し)ではないのか・・・・・・。

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(本日、マンション広告なし)

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