耐震強度偽造事件(構造計算書偽造問題)が発覚したのが11年前の2005年11月17日。いわゆる姉歯事件。
耐震偽装事件で生まれた、建築士の定期講習市場は10億円?
事件後、「構造設計一級建築士」や「設備設計一級建築士」、「構造計算適合性判定員」という、より専門性の高い資格が創設された。
建築士事務所に属する建築士には3年ごとの定期講習が義務付けられた。
耐震強度偽造事件の再発防止策にかかる費用の多くは、最終的にはマンションの購入者に跳ね返り、役人の利権拡大につながることとなった。
「耐震偽装事件で生まれた、建築士の定期講習市場は10億円?」 より
耐震強度偽造事件の再発防止策費用は、建物購入者が負担!
また、建築関連法令が改正され、建築確認・検査の厳格化などにより手続きが煩雑化・複雑化した。
これらの耐震強度偽造事件の再発防止策にかかる費用の多くは、最終的には建物購入者が負担することになった。
06年から07年にかけて、「平均専有面積」はあまり変わらないのに、「平均価格」が1,000万円近くも上昇(5,149万円⇒6,120万円)している。
「マスコミ情報では分からない!過去15年間の新築マンション市場を可視化して分かったこと」より
11月17日は『マンションの日』
当ブログでは、耐震強度偽装事件の教訓を踏まえ、10年前から、マンションの安全・安心と居住環境性能に対する国民の関心を高めるために、「11月17日を『マンションの日』にしよう!」キャンペーンを続けている。
【制定趣旨】
- 姉歯建築設計事務所がマンション、ホテルの構造計算書を偽造したと国土交通省が発表したのが2005年11月17日。耐震強度偽装事件の教訓を踏まえ、マンションの安全・安心と居住環境性能に対する国民の関心を高めるために、毎年11月17日を『マンションの日』に定める。
【普及のための語呂合わせ】
- 11月17日は、いい住質(いいじゅうしつ)。
【アイコン】
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