菅野美穂主演の金曜ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』の視聴率が早くも失速。北川景子が主演した『家売るオンナ』の二桁視聴率には遠く及ばない(次図)。
当初はタワマンでの格差社会がいやらしく描かれていたのだが、3話目あたりからは、単にミステリーを強調するようなストーリー展開になってきた。
湾岸タワマン住民のSNS抗議に、制作サイドが方向転換を図ったのか?
子供が次々にいなくなる、謎の「ハーメルン事件」が解明されないままに3話も引っ張るだけでは、視聴者もついてこれないのでは。
一方、深夜枠の不動産系ドラマは、健闘しているようだ。
谷内田 彰久監督のツイートによれば、黒木メイサ・新井浩文W主演で、深夜に放送されている『拝啓、民泊様。』の視聴率は1.5%を取ったらしい。
やったーーーーーーーーーーー!
— yachida (@nafcopank) 2016年11月2日
拝啓民泊様、視聴率1.5%!いったぞ!0.9%から異例に復活だ!
みんなのおかげです!ありがとうございます!#拝啓民泊様
あと、不動産系ドラマに二匹目のドジョウを探しているのは、次の2つの番組。
- BSプレミアム:森川葵主演『プリンセスメゾン』
- テレビ東京:大島美幸・安藤なつ共演『吉祥寺だけが住みたい街ですか? 』
不動産系ドラマの試行錯誤が続いている。
不動産系の番組を流していないのは、テレビ朝日とフジテレビだけ(次表)。
垣谷 美雨 (著)『ニュータウンは黄昏れて』か、新庄 耕 (著)『狭小邸宅』あたり、ドラマ化しないかーー。