スタイルアクト株式会社は10月25日、住まいサーフィン・サイトに「中古マンション騰落率ランキング」を公開。
売主別とマンションブランド別に、関東と関西の中古マンションの騰落率ランキング・データが表形式で掲載されている。
そこで、関東のデータを可視化(グラフ化)しておいた。
※2015年に売り出された中古住戸と2005年~2014年に分譲された新築時の当該住戸の価格を比較して、新築時からの騰落率を算出。関東は30棟以上が対象。
売主別中古騰落率ランキング(関東)
関東の売主別ランキングは、1位新日鉄興和不動産(10.9%)、2位東急不動産(8.8%)、3位三井不動産レジデンシャル(8.0%)。
以下、騰落率がプラスなのは次の8社。
- 東京建物、三菱地所レジデンス、住友不動産、野村不動産、コスモスイニシア、丸紅、モリモト、大成有楽不動産
騰落率が▲10%より低いのは次の7社。
- アンビシャス、扶桑レクセル、大和地所レジデンス、タカラレーベン、フージャースコーポレーション、ダイナシティ、日神不動産
全32社の騰落率をグラフにしておいた(次図)。
大手不動産会社の中古は騰落率がプラスであることが分かる。
マンションブランド別中古騰落率ランキング(関東)
関東のマンションブランド別中古騰落率ランキングは、1位リビオ/新日鉄興和不動産(8.1%)、2位ザ・パークハウス/三菱地所レジデンス(7.3%)、3位ブランズ/東急不動産(7.0%)。
以下、騰落率がプラスなのは次の6ブランド。
- ブリリア、コスモ、パークホームズ、プラウド、グランスイート、イニシア
騰落率が▲10%より低いのは次の8ブランド。
- アンビシャス、レクセルシリーズ、グランシティ、デュオステージ、レーベンシリーズ、ダイナシティ、アデニウム、パレステージ
全28のマンションブランドの騰落率をグラフにしておいた(次図)。
「騰落率」という表現はどうも・・・
住むためのマンションを「騰落率」という株式用語で表現されると、ピンとこないのではないか?
マンションを単なる高利回りの「金融商品」程度にしか考えていない投資家のことを思い浮かべてしまうのは筆者だけか?
せめて「資産価値」という表現に置き換えてほしいものだ。
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