大田区のホームページに特区民泊の認定施設一覧(9月21日現在)が公開されていることをご存じだろうか。
大田区の特区民泊のページを開くと、特区民泊の条例や規則と並んで「認定施設一覧」が掲載されている(次図)。
PDF(49KB)をクリックすると、9月21日現在の認定施設24件が表示される(次図)。
大田区の特区民泊認定施設をグーグルマップに落としてみた
認定された施設24件(9月21日現在)をグーグルマップに落としてみると、蒲田駅と蓮沼駅周辺に多いことが分かる。
大田区内のAirbnb登録物件の分布図
一方、大田区内のAirbnb登録物件の分布は次図のとおりである(10月1日現在)。
(AirLABO地図に追記)
大田区の民泊禁止エリアにも分布するAirbnb登録物件
大田区の特区民泊は、「既存の都市環境、住環境保全の観点から」、ホテル・旅館の建設が可能なエリアにしか認められていない。
具体的には次図の黄色と鶯色に着色された部分が民泊が認められているエリアだ。
「第7回 東京都都市再生分科会」会議で配布された資料5(旅館業法の特例、医療機器における薬事承認の迅速化について_PDF:2MB)P2より
特区民泊認定施設とAirbnb登録物件を1枚の地図に重ねてみた(次図)。
大田区北西部の民泊禁止エリアに、いくつものAirbnb登録物件が分布していることが分かる。
当然だが、特区民泊認定施設は民泊禁止エリアには分布していない。
大田区は、民泊条例を作っただけで、大阪市と同様遵守させる気はないのか?(大阪市は民泊条例を遵守させる気がない?)
※大田区内のAirbnb登録物件に係る分析記事は「大田区Airbnb登録件数:7月以降微増」をご参照。
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