テレビのドラマと情報番組、演劇と外国映画。
不動産をテーマにした4種類の人間ドラマがスタートする。
現在の不動産バブルが真っ盛りの状況(4か月連続でm2単価80万円超え!首都圏新築マンション市場)と関係があるのかも。
- 水道橋博士のナビで『家の教科書』6月26日17時30分~
- 傾いたマンションをモチーフにした演劇『帰る』7月8日~
- 北川景子主演『家売るオンナ』7月13日22時~
- イギリス映画『ハイ・ライズ』8月6日~
- あわせて読みたい
水道橋博士のナビで『家の教科書』6月26日17時30分~
テレビ朝日系列で、毎週日曜の19時58分から放送されているのが所ジョージの『大改造!!劇的ビフォーアフター』。
その2時間前にBS12トゥエルビで放送しようというのが水道橋博士の『家の教科書』。切り口は違うが、フィールドは同じ不動産。
今や庶民には手が届かなくなった夢のマイホーム。せめて夢物語だけでも見てみたいという視聴者ニーズを取り込めるか――。
6月26日(日)より全8回。
住宅のプロはどんな家に住んでいるか、知りたくありませんか?
耐震偽装やくい打ち工事不正など、住宅に関する報道はネガティブな話題ばかり。また、耐震やZEHなど様々なキーワードがCM で流れる今、プロが考える本当に良い家とはどんなものなのか?
住宅のプロである工務店の社長と、宅地建物取引士やエコノミストなど、こだわりを持った一癖あるタレント達が社長自邸で行う対談の中で、今「本当に建てるべき家」が見えてきます。
傾いたマンションをモチーフにした演劇『帰る』7月8日~
世間を騒がせた横浜の「傾斜マンション・杭データの偽装事件」は、ずいぶん前のことのような気もするが、実は昨年の秋の話なのである(傾斜マンション・杭工事データ偽装問題とは何だったのか?)。
事件が不動産業界や建設業界に与えた影響は大きいが、それが演劇の題材になるなんて驚きだ。
後藤ひかりと横田僚平はどんな人間模様を演じるのだろうか。
新聞家の本公演「帰る」が、7月8日から10日まで東京・NICAで上演される。
「帰る」は、2015年秋に世間を騒がせた横浜市内の傾いたマンションを題材とした作品。分譲購入した住民が建て直しや慰謝料を要求する中で、賃貸契約で住む若い夫婦の穏やかな生活が描かれる。
美術は美術家・川内理香子が担当。
北川景子主演『家売るオンナ』7月13日22時~
「刑事」や「医者」といった、非日常的でかつ人と直接的に接する世界を描いたドラマは食傷気味。
そんななかで日テレは、「不動産」という、これも人がガチで勝負する世界(体育会系で、場合によってはブラック系)に新たなドラマのフィールドを見出したのか――。
2016年、夏——。
東京オリンピックを4年後に控え、熾烈な住宅売買競争が繰り広げられている東京。そこに現れた天才的不動産屋、三軒家万智(さんげんやまち)!
「わたしに売れない家はない」
彼女の手にかかればどんな客でも必ず家を買うと言われている。
客の人生最大の買い物をある時はダイナミックに、ある時は感動的に演出して売りまくるのだ!常識に縛られない彼女の独特な生き方は会社では浮いているが、お構いなし。
この夏、不動産屋のスーパー営業ウーマン・三軒家万智が
あなたの心を爽快に解き放つ!!イギリス映画『ハイ・ライズ』8月6日~
最上階に君臨しているのがこのマンションを設計した建築家という、日本ではあり得ない設定。日本の建築家の多くはウサギ小屋に住んでいると思うのだが・・・・・・。
SF小説の巨匠、J・G・バラードの原作「ハイーライズ (ハヤカワ文庫 SF 377) 」を完全映像化した2015年のイギリス映画。
階層ごとに社会的地位で分けられた“階級社会”で、住人たちの間に生まれた摩擦は徐々に激しくなり、暴動へと発展していくストーリー。現在のイギリスのEU離脱のドタバタを暗示していたのかも。
本作の舞台となる新築タワーマンション(=ハイ・ライズ)はラグジュアリーな内装や抜群の眺望のみならず、あらゆる設備が整い、人々の生活の夢を具現化したかのような理想の住居空間。
しかし、上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく、この40階建ての高層マンションの内情は階層ごとに社会的地位で分けられた“階級社会”だった。
パーティ三昧の贅沢な毎日を謳歌するセレブたちだが、住人たちの間に生まれた摩擦は徐々に激しくなり、ある夜の停電を境にマンション全体を巻き込んだ暴動へと発展していく――。
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(本日、マンション広告なし)