米国では不動産系のスタートアップが次々と生まれている(米国の不動産系のスタートアップ)。
日本も負けていない。50億円のパイの争奪に向けて(不動産系のスタートアップは、50億円というパイの争奪に向けてビジネスモデルの構築を目指している)、FinTechならぬReal Estate Tech(不動産テック)が次々と生まれているのだ。
- MansionValue(マーキュリー)(16年5月~)
- カウル(ハウスマート)(16年1月~)
- 全国マンション価格わるわかり(マンションリサーチ)(15年10月~)
- ふじたろう(プロパティエージェント)(15年10月~)
- おうちダイレクト(ソニー不動産)(15年10月~)
- HOME'Sプライスマップ(ネクスト)(15年10月~)
- IESHiL(リブセンス)(15年8月~)
- HowMa(コラビット)(15年8月~)
- マンションマーケット(マンションマーケット)(15年8月~)
- ietty(ietty)(15年3月~)
- GEEO(おたに)(14年10月~)
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数ある日本発のReal Estate Tech(不動産テック)サイトのなかから、マンション選びのためのお役立ちサイトをサービスの開始時期が新しい順に示す。
MansionValue(マーキュリー)(16年5月~)
過去に新築分譲マンションとして販売された、売出し当時の物件概要や現時点における価格情報、物件に関するレイティング、マンション住民のカキコミなどをワンストップで確認することができる。しかも無料。
詳細は、「これはスゴイ!中古マンションのマーケティングデータを無料で閲覧できるサービス」ご参照。
カウル(ハウスマート)(16年1月~)
月額1万円で、仲介手数料が無料で中古マンションを購入することのできる月額制中古マンション売買サービス。
全国展開を視野に、東京23区・神奈川(横浜市・川崎市)などの関東圏でのサービスを展開している。
全国マンション価格わるわかり(マンションリサーチ)(15年10月~)
不動産ビッグデータの解析・処理のエキスパート、マンションリサーチ(株)が独自に開発したマンションの自動価格査定システムを使って、分譲マンションの相場価格を地図表示させている。
マンション購入を検討しているユーザや物件を所有しているユーザが、ピンポイントでマンションの価格を調査したり、同じエリア内の相場価格を比較することができる。
全国11万5千棟(全国分譲マンション数の約95%)のマンション情報を網羅。
ふじたろう(プロパティエージェント)(15年10月~)
全国13万件の中古マンションの相場情報を、地図インターフェースを用いて検索・閲覧・比較することができる。
名前はダサいが、ヒートマップ表示や1年後の推定相場など、Real Estate Techのかたまり。
おうちダイレクト(ソニー不動産)(15年10月~)
マンションの所有者(売主)と購入検討者(買主)を、ダイレクトに結びつける不動産売買プラットフォーム。
これまでの対象エリアは東京23区。6月7日より、売り出し(掲載)可能エリアが横浜市・川崎市に拡大された。
https://realestate.yahoo.co.jp/direct
HOME'Sプライスマップ(ネクスト)(15年10月~)
ネクストが独自に開発した物件価格データベースと参考価格試算システムにより、地図上で物件の参考価格が一覧できる。
首都圏のマンション約16万棟、150万戸の参考価格が表示される。
順次、対象エリアや賃貸アパートなど対象物件の種類が拡大される予定。
http://www.homes.co.jp/price-map/
IESHiL(リブセンス)(15年8月~)
約3,000万件にのぼるビックデータを利用した「リアルタイム価格査定(特許出願済)」の算出で、部屋ごとのマンション価格が分かる。
現在の表示エリアは1都3県。順次拡大中。
HowMa(コラビット)(15年8月~)
一戸建てから分譲マンションまで、家の価格をWEB上の公開データを元に自動推計。選んだエリアの家の予想価格が表示される。
https://www.how-ma.com/places/
マンションマーケット(マンションマーケット)(15年8月~)
ネット上で実施する物件の査定から、「売却コンサルタント」による売却活動まで、ITを活用し、売主のマンション売却をフルサポート。
マンション名・階数・専有面積などを入力すると、個人情報の入力をせずに、おおよその売却可能価格(物件の参考価格)が算出される。
仲介手数料は、定額49.8万円(税別)。1都3県が対象。
ietty(ietty)(15年3月~)
ユーザが希望を書き込むだけで理想の物件を紹介してくれるというサービス。条件を入れておけば約100社から物件情報が届く。
サイトの利用は無料。部屋の契約時に仲介手数料(通常家賃の1か月分)がかかる。
GEEO(おたに)(14年10月~)
路線価、国勢調査、住宅・土地統計調査などの官公庁系オープンデータをベースに、1000項目以上のデータを集め、独自のアルゴリズムで物件の販売価格を予想。
予測価格の時系列的な変化、予測価格の地域的な高低をヒートマップで可視化することもできる。
無料版(GEEO Free)のほか、不動産及び金融業界のプロフェッショナル向け(GEEO Pro)月額費用¥5,400/名(税込)がある。
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(本日、マンション広告なし)