公園・大学・住宅・商業が一体化した約33.3haの大規模複合開発エリアに建つ、タワーマンション棟(A棟)の販売広告。
物件概要
【先着順】大手町駅直通25分、駅徒歩12分。総戸数840戸(タワー棟(A棟)700戸、レジデンス棟(B棟)52戸、レジデンス棟(C棟)88戸)、37階建て(A棟)・13階建て(B棟・C棟)。販売戸数42戸、3LDK(62.27m2)~4LDK(84.41m2)。
販売価格4,090万円~6,880万円。平成28年3月上旬竣工予定[タワー棟(A棟)]、平成27年3月3月竣工済み[レジデンス棟(B棟・C棟)]。
- 2015年8月21日(金)の物件と同じ。
新聞全紙大のチラシ裏面の「物件概要」にびっくりぽん!
チラシの下部、見開きの左端から右端まで、長が〜い文章が改行されることもなく、10行に詰め込まれているのだ。
どれくらい長いのか、メジャーで測ってみた。
ちょうど70センチ。
36センチメートルのプラスティックの定規を当てながらでないと、とてもじゃないが視線が定まらない。
そのうえ行頭に視線を移すたびに、文意が途切れてしまう。
「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」第9条では「見やすい大きさの文字による表示」として、次のように規定している。
第9条 規約に規定する「見やすい大きさの文字」とは、原則として7ポイント以上の大きさの文字による表示(7ポイント未満の大きさの文字による表示であっても、文字の大きさのほか、文字数、レイアウト、書体、文字色、文字間隔、行間隔等を勘案して総合的に判断し、見やすい大きさの文字であると認められる文字による表示を含む。)をいう。
文字数やレイアウト、文字間隔や行間等といっておきながら、最後は「総合的に判断」するというなんとも曖昧なルールだ。
ただ、本日の広告のように横に長が〜い文章表示は、誰がどう「総合的に判断」しようと、決して見やすいとはいえないだろう。
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