住まいへの信頼が大きく揺らいでいる。
マンション傾斜・杭工事データ偽装事が大きく報じられたのは2015年10月14日。
あれから1か月経過。
旭化成建材に続いて業界大手「ジャパンパイル」でも18件のくい打ち施工データに不正が確認されるなど、事件は終息に向かうどころか、ドンドン広がりを見せている。
ちょうど10年前に発覚した耐震強度偽造事件の様相を呈してきた(傾斜マンションのデジャヴ)。
耐震強度偽造事件の再発防止策にかかる費用の多くは、最終的にはマンションの購入者に跳ね返り、役人の利権拡大につながることとなった(耐震偽装事件で生まれた、建築士の定期講習市場は10億円?)。
「マスコミ情報では分からない!過去14年間の新築マンション市場を可視化して分かったこと」より
当ブログでは、耐震強度偽装事件の教訓を踏まえ、9年前から、マンションの安心・安全と居住環境性能に対する国民の関心を高めるために、「11月17日を『マンションの日』にしよう」キャンペーンを続けている。
【制定趣旨】
- 姉歯建築設計事務所がマンション、ホテルの構造計算書を偽造したと国土交通省が発表したのが2005年11月17日。耐震強度偽装事件の教訓を踏まえ、マンションの安心・安全と居住環境性能に対する国民の関心を高めるために、毎年11月17日を「マンションの日」に定める。
【普及のための語呂合わせ】
- 11月17日は、いい住質(いいじゅうしつ)。
【アイコン】
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