世間の関心は移ろいやすい。
傾斜マンション問題に対して、早くも世間の関心は薄れつつあるようだ。
Googleでどれだけ「傾斜マンション」が検索されているのか、グラフで見るとよく分かる。
連日のテレビ報道に、国民が飽きてきたのか。
あるいは、ニュースバリューが小さくなってきたので(視聴率が取れなくなってきたので)、テレビが扱う時間が少なくなってきたせいなのか。
どちらが卵か鶏はともかく、最近は一部の週刊誌で、ドギツイ見出しで取り上げられている程度。
- 欠陥マンションの見抜き方(週刊ダイヤモンド 11月14日号)
- 「ウソつきマンション」これから始まる悲劇と怒り(週刊現代 11月21日号)
傾斜マンション事件が風化する時間は、免震偽装事件と比べてはるかに短そうな状況だ(事件の風化に要する時間は?マンション傾斜・偽装事件)。
ニュースの主役は国土交通省(杭工事データ偽装)から、農林水産省(有機肥料データ偽装)に交代するのか――。
(本日、マンション広告なし)