サンフランシスコで11月3日、民泊(Airbnb)の貸出期間を制限する条例案が否決された。
部屋の貸出期間を年間最大75日に制限する条例案は、投票数151,216のうち、56.63%の反対をもって否決された。
詳しくは、BallotpediaのCity of San Francisco Initiative to Restrict Short-Term Rentals, Proposition F 参照。
ロサンジェルスタイムズによる非公式調査結果に賛成・反対の地域分布が公表されている。
賛成は、サンフランシスコ内でも古い歴史を持ち“サンフランシスコ発祥の地”とも言われるミッション地区(Mission district)に多いようだ。
Airbnbはこの条例案を否決に持ち込むために800万ドル(約9.6億円!)を投じたと、メディア各社は報じている。
たとえば、「今回の条例案(議案F)が通れば、あなたは毎晩寝る場所をサンフランシスコ当局に報告することを認めることになるであろう」といったネガティブキャンペーンが打たれていた。
今回の条例が否決されたことでAirbnbは、ゲストの滞在期間中ホストも常駐していなければならないとしているカリフォルニア州サンタモニカ(全米で最もAirbnb規制が厳しいのはサンタモニカの「不在ホストの禁止」 )よりも厳しい条件(75日制限)を免れ、民泊が禁止されているベルリン(Airbnbへの対応が分かれる!ロンドン容認・ベルリン禁止) の悪夢から一歩後退させることに成功した。
日本のAirbnbの次のキャンペーンなんて可愛いものだ。
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