生命保険会社の事務所跡地に建つ大規模マンション。
物件概要
【第1期 先着順】大手町駅直通9分、駅徒歩5分。総戸数522戸、15階建。販売戸数65戸、1LDK+S(54.88m2)~4LDK(83.59m2)。販売価格4,780万円~8,680万円、最多価格帯6,000万円台・6,500万円台・6,600万円台(各7戸)。平成28年10月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年後)。
- ※5月1日(金)の物件と同じ。
新聞半紙大のチラシ裏面の「物件概要」に目を凝らすと、高価格帯の物件であることが分かる。
大手町駅直通9分、駅徒歩5分。たしかに都心への交通の便は良いのだが、最多価格帯が6,000万円台・6,500万円台・6,600万円台(各7戸)では、庶民には手が出しにくい価格だ。
「億ションは増えているのか?」より
ただ、こんな高価格物件でも、中古になればすぐに安くなるであろう。
不動産取引情報提供サイト(REINS Market Information)の検索機能を使って、この物件が建つ最寄り駅(東陽町駅)で、直近の1年間に成約した物件を調べてみたところ、2DK~3LDKの物件は全部で26件(次図の赤丸)。
物件ごと(ただし匿名)のm2単価や築年データなども分かる(次表)。
「駅徒歩5分以内」が19件、「駅徒歩10分以内」が6件、「ー」が1件となっている。
上表のデータを可視化したのが次図。
駅徒歩5分以内・築16年のm2単価が約50万円。
専有面積80m2に換算すると4,000万円だ。
今はマンションを買うべき時期ではないのだが(いま、マンションを買うべきか?)、どうしても購入する必要があるならば、新築より中古を選択しない手はないだろう(マスコミが教えない、新築より中古 )。
(本日、マンション広告1枚)