3月13日のブログ記事3.11東日本大震災 浦安市の液状化被害とその後が好評だった。軟弱地盤への関心の高さが伺える。
そこで、本日は「ジャパン・レジリエンス・アワード2015」の最優秀レジリエンス賞を受賞した、地盤ネット(株)が運用している「地盤安心マップ」を使って、地盤リスクを調べる方法を紹介しよう。
無料、1分で地盤カルテが入手できるのが謳い文句。
STEP1:「地盤安心マップ」にアクセスする
地盤安心マップをクリックすると、千代田区を中心にGoogle 航空写真が表示される。
●は「地盤改良工事不要」、▲は「地盤改良工事必要」なエリアであることを示している。
右上にある「Google Map」「Google 航空写真」「地理院地図」「行政界」を選ぶことで「背景地図」を切り替えることができる。
たとえば「背景地図」にGoogle Mapを選ぶと、次図のように表示される。
STEP2:地盤情報を知りたい場所を表示させる
左上にある「住所入力欄」に調べたい住所を直接入力するか、地図をドラッグする。
たとえば、3.11東日本大震災で甚大な液状化被害を受けた浦安市にドラッグしていくと次図のように表示される。
STEP3:地盤カルテを入手する
知りたい場所の▲(地盤改良工事必要)をクリックすると「地盤カルテを申し込む」画面がポップアップする。
「地盤カルテを申し込む」をクリックすると氏名やメールアドレスなどを入力する画面が表示される。
入力して「送信」ボタンを押すと、すぐにメールでPDFの「地盤カルテ」が送られてくる。
「地盤カルテ」には、5項目(改良工事、浸水、地震による揺れ、土砂災害、液状化)の各リスクが5段階で評価されている。
また、「SAFETY SCORE」として数値(50/100)も表示されている。
全国各地(ただし特定のエリアに限る)の地盤情報が簡単に、しかもタダで得られるので、時間と関心のある方はお試しあれ。