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糖質制限ダイエットに限らず、マスコミが伝えないことは多々ありそう


取材風景
Photo by Corpse Reviver CC BY-SA 3.0.


体重が減ってきた。
この5カ月で5キロ減。月1キロのペース。
4月から始めた糖質制限の成果だ。
キッカケは、夏井 睦 (著)「炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)」。
半信半疑で始めた糖質制限だったが、朝食と夕食で糖質を制限する(パンとご飯を食べない)ことで、これまで約20年以上高め安定だった体重がみるみる減少し始めたのだ。
いまでは、桐山 秀樹 (著)「おやじダイエット部の奇跡 『糖質制限』で平均22kg減を叩き出した中年男たちの物語 (マガジンハウス文庫)」の数々の成功事例も読んで、少なくとも糖質制限ダイエットは私にとって絶大な効果を発揮し得ることを確信するに至っている。


世の中にダイエット情報はたくさんあるのに、なぜ、糖質制限ダイエットがあまり知られていないのか?
夏井著の頁106にその答えの一端がかい間見える。

糖質制限が普及して一般化すると、2型糖尿病(いわゆる肥満による成大型糖尿病)そのものが、日本から姿を消す可能性すらある。
糖質制限が一般的になれば、新たな2型糖尿病の発生はなくなるだろうし、糖質食で発症した2型糖尿病なら、糖質制限食にすれば自然に治ってしまう。
同時に、私の体で起きたように、肥満関連の高血圧と高脂血症も激減するだろう。
つまり、劇的な医療費抑制効果を発揮するのが糖質制限だ。
このように、糖質制限は多くの人にとって福音となるはずだが、光があれば影ありで、糖質制限の普及を苦々しく思っている人もいる。日本糖尿病学会のお偉方と、糖尿病専門医の方々と、製薬会社だ
ようするに、「糖尿病治療で飯を食っている」人たちである。

糖質制限は、ある人たちにとっては、普及してほしくない予防・治療法なのだ。
このことは、糖尿病専門医や製薬会社に限らない。
なにせ、糖質制限ダイエットは、主食であるパンやご飯を食べないばかりか、糖質が多く含まれている菓子類なども口にしないから、多くの食品メーカーにとって脅威なのであろう。
スポンサーを気にする必要のないNHKでさえ、「ためしてガッテン」ではこれまで糖質制限ダイエットは取り上げられていない。


糖質制限ダイエットに限らず、マスコミが伝えないことは多々ありそうだ。
そのようなマスコミの姿を記した新書4冊を以下に紹介しておこう。


■TVニュースのタブー(特ダネ記者が見た報道現場の内幕)

ニュース映像には、活字メディアとは比較にならない桁違いの「訴求力」がある。
ニュースとしての価値は高くなくても、視聴者を引きつける映像さえあればオンエアされる
その典型例の一つが、建物は派手に燃えているものの死傷者はいない火災のニュースや、「水族館からペンギンが逃げ出した」といった動物絡みのニュースである。
前述した通り、勝負の分かれ目は「いかにインパクトのある映像をカメラに収めるか」。
しかし、これは基本的にはカメラマンの仕事で、記者の仕事ではない。

TVニュースのタブー 特ダネ記者が見た報道現場の内幕 (光文社新書)

TVニュースのタブー 特ダネ記者が見た報道現場の内幕 (光文社新書)



■日本人が知らない「新聞」の真実

日本における新聞というものは、まったく奇妙な存在である。
新聞の役割とは、本来ただのメディア――すなわち、記事の発信者と記事の受け手とを結ぶだけの「媒体」であるはずなのだが、ここでは、何か特殊な文化空間が築かれているかのように見える。
「目の前で起こったことや行なわれていることをありのままに報じる」という基本的な目的以外の部分が大きすぎるのだ。
「記者クラブ」「通信社」「報道規制」「商業主義」「偏向報道」「印象操作」「虚偽報道」「報道しない理由」……報道空間には、さまざまな問題が蔓延している

日本人が知らない「新聞」の真実(祥伝社新書309)

日本人が知らない「新聞」の真実(祥伝社新書309)



■「本当のこと」を伝えない日本の新聞

日本で取材を重ねるなかで、最も驚いたことが記者クラブという組織の存在だった
外国人記者である私を、日本銀行や各省庁、官邸での記者会見から排斥する。
新聞、テレビなどの大手メディアの記者たちは、記者クラブを拠点として堅く団結していた。
同じジャーナリストであるはずなのに、外国人記者である私を。“仲間”とは思いたくなかったようだ。

「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)

「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)



■テレビが伝えない憲法の話

先ほど書いたように、テレビや新聞などのメディアには様々な限界がある
メディアには、憲法問題以外にも山ほど扱うべき事柄があり、放送時間も紙幅も限られている。
その上、スタッフだって忙しいから、憲法問題の勉強にかける時間も限られている。
というわけで、どうしてもテレビが伝えられない憲法の話が、山ほどあるわけである。

テレビが伝えない憲法の話 (PHP新書)

テレビが伝えない憲法の話 (PHP新書)

(本日、マンション広告なし)

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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