「4月1日からの消費増税をにらみ、全国47都道府県の少なくとも約半数で銭湯の入浴料金を値上げする動きが出ている」(毎日新聞 3月24日)という。
最近とんとご無沙汰になってしまった都内の銭湯の入浴料金はいくらなのか?
東京都公衆浴場業生活衛生同業組合のホームページによれば、平成20年6月15日より、次の料金に据え置かれている。
- 大人[12才以上]:450円
- 中人[6才以上12才未満(小学生)]:180円
- 小人[6才未満(未就学児)]:80円
夫婦と幼児一人で合計980円。千円札1枚で20円のおつり。頻繁には行きづらい料金だ。
1948年以降の「都内入浴料金の推移」の表も掲載されていたのでグラフ化してみた。
1973年の第1次オイルショック以降、大人の料金が急激に上昇している状況がよく分かる。
ちなみに、1969年(昭和44年)3月31日までは洗髪料金(5円)が別に定められていた。これって女性の場合だけ(だったかな?)。
では、全国の銭湯の料金はどうなっているかというと――
「全国浴場組合」のホームページに各都道府県の入浴料金表(平成21年4月1日現在)が掲載されているので地図化してみた。
秋田県や茨城県などは銭湯が減少し、組合が解散したため、統一料金がない。
料金が最も高いのは、東京都・神奈川県の450円(大人)。
逆に料金が安いのは、鳥取県・長崎県・宮崎県の350円(大人)。その差100円。
もう少し暖かくなったら、銭湯にでも行ってみるか・・・・・・。
(本日、マンション広告なし)