キャッチコピー、切羽詰まったときに

本日、マンション広告4枚。

駅前の近隣商業地域に建つ中規模マンション。

【予告広告】大手町駅直通16分、駅徒歩2分。総戸数56戸（他に管理室1戸、店舗1戸）、15階建。販売戸数／未定、3LDK（65.36m2〜74.64m2）。販売価格／未定。平成27年3月上旬竣工（本チラシ掲載日の1年1カ月後）。

※2013年11月16日(土)、2014年1月17日(金)の物件と同じ。

新聞半紙大のチラシのオモテ面に、どこの物件でも使えそうな手垢のついたキャッチコピーが躍る。

華やぎがある。寛ぎがある。

チラシ裏面にも、どうしようもない文章がならんでいる。

BEIGEカラーと質感のあるマテリアルを採用し、優雅な佇まいをデザイン。

外観はBEIGE（ベージュ）とコンセプトカラーとしてデザイン。基壇部には、光のあたり方によって表情を変える凹凸のあるマテリアルを採用し、エントランスにはアクセントとなるブラックの庇を設置しました。植栽スペースもゆったりと確保し、住まいの足元を豊かな自然の潤いで彩ります。

「カラー」「マテリアル」「デザイン」「ベージュ」「コンセプトカラー」「エントランス」「アクセント」「ブラック」「スペース」――135文字の文章中に9個ものカタカナ英語使われている。
「ブラックの庇を設置しました」という表現はないだろう。せめて「落ち着きのあるダークブラウンの庇が皆さんをお迎えします」にするとか。
短い納期でチラシを作らなければならないデザイナーには酷な話か――

そんなチラシ作成者のために、キャッチコピーお助けサイトをまとめておいた。
納期に間に合わない切羽詰まったときにもで、ご活用ください。