不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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マンション管理会社ランキング第2位、日本ハウズイングとは

「マンションは管理を買え」というが、マンション管理会社の実態は、ほとんど知られていない。
そのようなこともあり、「ほとんど知られていない、マンション管理会社ランキング(決定版)」を記した。
過去4年間の管理受託戸数のランキングの推移(下図参照)からは、「大京アステージ」「日本ハウズイング」「東急コミュニティー」の3社が、管理会社の大手であることが分かる。
管理受託戸数のランキング推移
「大京アステージ」と「東急コミュニティー」は、それぞれ大京と東急不動産の子会社。上位10社のうち、(独)都市再生機構が出資する住宅管理サポート会社である日本総合住生活(株)を除くと、「日本ハウズイング」と「舎人社計画研究所」の2社が独立系の不動産管理会社だ。
「舎人社計画研究所」のほうは、無料の月刊マンション情報紙「ウェンディ」が勝手にポスティングされてくるので、社名を知っている人は結構いるのではないだろうか。
でも、「日本ハウズイング」については、上位3社に含まれているにもかかわらず、「どのような会社なのか、知っている人は多くはないだろう。


そこで「日本ハウズイング」がどのような会社なのか、以下に整理しておいた。

マンション管理会社ランキング第2位、日本ハウズイングとはどんな会社か

日本ハウズイング(株)は、1966年に設立され、現在東証2部に上場している資本金24億9,200万円の不動産管理会社(本社は新宿)。
経営状態は次図(企業価値検索サービスUlletより)のとおり悪くはない。
日本ハウズイングの経営状態(C)日本ハウズイング
直近の有価証券報告書(平成25年度 第50期第2四半期報告書)をひも解くと、平成25年9月30日現在の大株主の上位3者は次のとおりであることが分かる。

  • (株)リロ・ホールディング:33.43%
  • (株)合人社グループ:19.25%
  • 小佐野投資(株):10.33%



口コミ情報をチェックすると、「委託業務費を安く設定しておいて、修繕工事のほうで設けている」といったネガティブ情報があふれている。



直近の決算短信(平成26年3月期 第2四半期 平成25年11月6日)をひも解くと、各セグメントの売上高・営業利益は次図のとおり。
平成25年度第2四半期の各セグメントの売上高・営業利益
マンション管理(売上高 約200億円)だけでなく、営繕工事(売上高 約120億円)の売上高も大きいことが分かる。
もし、管理受託しているマンションの営繕工事も同社が請け負っているとすれば、利益相反する危険性があることを管理組合は認識しておくべきであろう。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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