不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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元旦の全国5紙、全面広告の内容を調べてみた


コンビニで買った全国紙
元旦の早朝にコンビニで買い込んだ全国紙。
パラパラとめくっていくと、やたらと全面広告が目立つ。
全国5紙に掲載されている全面広告の内容を調べてみた。


全面広告の割合(全国5紙の比較)
全面広告の割合(全国紙比較)2
5紙のうち、全面広告のページが一番多いのが読売の20ページ。
次に多いのは朝日と日経の19ページ。
あと、産経の14ページ、毎日の13ページと続く(全面広告の多さと経営の厳しさは反比例しているようだ)。


総ページ数に対する全面広告の割合を比べると、読売が一番多く50%。紙面の半分が全面広告となっている。
次に多いのが朝日の48%。
あと、産経の44%、毎日の41%、日経の40%と続く。


日ごろ省エネルギーや省資源を訴えている新聞が、記事のためではなく広告のために紙面の40%(日経)〜50%(読売)も費やしているというのは何とも皮肉なものだ。


では、こういった全面広告のスポンサーは、どのような企業が占めているのか?
全面広告を出している業界の内訳
新聞によって、全面広告を出している業界の割合は次図のように異なっている。
全面広告を出している業界の内訳
メーカー関係の全面広告の割合は、他の業界と比べて高い(ただし毎日だけは高くない)。
特に日経はメーカーの割合が58%(11社)とダントツ。


出版関係の全面広告の割合は、毎日が一番高い(絶対数では朝日と読売が5社と多い)。
不動産関係の全面広告の割合は、各紙とも15%前後。それほど高いわけではないことが分かる。


5紙の横断的チェックで気づいたこと
5紙(朝日、読売、毎日、産経、日経)を横断的にチェックしていると、いくつか特徴的な事象に気づく。
まず、5紙すべてに全面広告を出しているのは、次の6社であることだ。
業績好調な企業に交じって、V字回復を目指してリストラを打ち出した企業も含まれている。

  • 花王
  • 集英社
  • 積水ハウス
  • 大和ハウス工業
  • トヨタ
  • パナソニック

大和ハウス工業がユニークなのは、他の広告主と異なり、新聞社ごとに全面広告の内容を変えていることだ。
いずれの広告にも深津絵里が出てくるのだが、街角やカフェテリアなど、登場するシーンの設定が変えてあるのだ(服装やカバンは同じだが)。


5紙の全面広告を横断的にチェックしていて気づいたことの二つ目は、女性のモデルが目立つこと。
深津絵里(大和ハウス工業)以外にも、晴れ着姿の武井咲(イオン)、母と二人の娘(花王)、明日を見つめるティーンエイジャー(日立)、足の長い若い女性(三越伊勢丹)など。


三つ目に気づいたのは、4紙には掲載されているのに1紙だけ掲載されていない全面広告があること。
具体的にいうと、朝日にはイオンが、毎日には日立とキヤノンの全面広告がないのだ。
日立とキヤノンが毎日だけに全面広告を出さないのは、毎日の販売部数が3位(読売988万部、朝日761万部、毎日340万部、日本ABC協会「新聞発行社レポート 半期」2013年1月〜6月平均)であることが理由なのかもしれないが――
イオンが朝日だけに全面広告が出さない理由は不明だ(分かる方教えてください)。


三つ目に気づいたのは、1紙だけに全面広告を出している広告主がいること。
主なものとして、岩波書店・事業構想大学(朝日)、石井スポーツ・キングレコード(毎日)、BMW(読売)、専修大学(産経)。
インテリ読者層が多いと言われている朝日に岩波書店・事業構想大学が全面広告を出すのは理解できるし、発行部数の少ない(広告掲載料の安い)毎日に石井スポーツやキングレコードといったマイナーな企業が全面広告を出すのは理解できる。
発行部数が世界最大の読売にBMWの全面広告が出るのも理解できる。
でも、専修大学が産経にだけ、全面広告を出す理由がよく分からない。
産経新聞の会長(清原武彦氏)は慶應大学卒だし、社長(熊坂隆光氏)は中央大学法卒だ。
専修大学と産経新聞の間に何か特別な関係でもあるのか・・・・・・。

(本日、マンション広告なし)

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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