今週発行されたSUUMO新築マンション首都圏版12月16日号がズッシリと重い。
最近のSUUMOと並べてみると、厚いのが一目瞭然(写真一番上)。
なぜ今週のSUUMOは厚いのか。
表紙右上に記載されているように、「20015年 保存版 新築53社 会社名鑑」だからだ。
全640頁のうち、429頁が53社の宣伝ページとなっている。
興味深いのは53社が50音順ではなく、ページ数の多い順に掲載されていることだ。
最も多いのは住友不動産の68ページ(全体の11%)。
SUUMOは住友不動産に支配されている(笑)
10ページ以上を掲載しているのは、次の11社(下図参照)。
この11社で全体の4割(258ページ)を占めている。
大手不動産会社が上位3社(住友不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンス)を占めているのは分かるが、大手とはいえない会社が上位11社にランクインしているのは、身の丈にあった宣伝広告費の投下といえるのか――。
(本日、マンション広告1枚)
ソニーはなぜ不動産業を始めたのか? 不動産流通革命に挑む改革者たち
- 作者: 茂木俊輔,日経BPビジョナリー経営研究所
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/12/20
- メディア: 単行本