不動産経済研究所が12月19日、「2014年の首都圏マンション市場予測」を発表。
マンション供給は5.6万戸へ。都区部中心に前年並みの供給に。
- 2013年は22.8%増の5.6万戸の見込み。アベノミクスと価格上昇懸念で大幅増加。
- 2014年は横ばいの5.6万戸。価格上昇とゼネコン受注拒否の影響は年の後半からで調整続く。
- 大手中心・都区部中心で市場は推移も、メリハリの付いた価格設定で、市場は安定。
2013年の5.6万戸(見込み)に対して、2014年は横ばいの5.6万戸だという。
過去7年、不動産経済研究所が公表してきた予想戸数と実績戸数を調べてみると、2010年を除き、予想戸数のほうが多いことが分かる(次図参照)。
さて、「都区部中心に前年並みの供給」という予想戸数は、今回も期待戸数になってないか――。