不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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なぜ、航空写真をわざわざイラストに描き直したのか?


本日、マンション広告1枚。

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駅チカの近隣商業地域に建つ中規模マンション。

【予告広告】大手町駅直通16分、駅徒歩2分。総戸数56戸(他に管理室1戸、店舗1戸)、15階建。販売戸数/未定、3LDK(65.36m2〜74.64m2)。販売価格/未定。平成27年3月上旬竣工(本チラシ掲載日の1年4カ月後)。

新聞半紙大のチラシのオモテ面に、航空写真をもとに描かれたイラストが掲載されている。
キャッチコピーは次の通りだ。

華やぎがある。寛ぎがある。

  • 都心はスムーズに繋がる東京メトロ東西線○○駅。
  • その西出口から約120m。街の賑わいを身近にしながら、落ち着きのある環境に抱かれた静かなる地に、華やぎと寛ぎを愉しむ全56邸のレジデンス、誕生。

電車が走る高架橋のすぐ近くに、本物件が建っているのだから、「落ち着きのある環境に抱かれた静かなる地」とは言えまい。


まあ、そのことよりも、チラシの右上にあるゴマ粒サイズの文字で記された注釈が気になった。

地図や航空写真をもとに描いたものであり、実際とは多少異なる場合がございます。
また、周辺建物などは一部省略しております。
現地建物は設計図書を基に描き起こしたもので、実際とは多少異なる場合があります。

イラストだから「実際とは多少異なる」ことや「周辺建物などは一部省略」なのは当然だと思うのだが――なぜ、航空写真を掲載せずに、わざわざ手間のかかるイラストに描き直したのか?
疑問を解消すべく、グーグルマップで調べてみて、不都合な真実を発見!
このマンションの敷地に隣接して西側に、東京電力の変電所がある。
変電所の狭い敷地に、高さ50m余りの送電鉄塔が2本立っているだけでなく、巨大な鉄構がそびえているのだ。
これでは「寛ぎを愉しむ」わけにはいかないだろう。


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