不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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各種のマンション評価制度をまとめてみた

マンション選びで欠かせないのが、客観的な評価指標。
ただ、国や自治体が策定した評価制度だけでなく、民間の評価制度まで、その内容はピンキリだ。
“一生の買い物”に挑む一般の人にとって、どのような評価制度があるのかさえ、おぼつかないかもしれない。
そこで、各種のマンション評価制度をまとめてみた。
の数は、筆者の独断。


国の制度(性能全般)




自治体の制度

環境配慮



  • CASBEE(環境性能表示制度) ☆☆☆ 
    • 建築物を環境性能で評価し格付けする手法である「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)を活用した、各自治体の建築物環境配慮制度。環境負荷への低減及び環境に配慮した建築物の建築の誘導を図ることを目的としている。



性能全般



防災性能


  • 防災力強化マンション認定制度(大阪市) ★★
    • 防災性の向上と災害に強い良質なマンションの整備を誘導するため、耐震性や耐火性など建物の安全性に関する基準に適合することに加え、被災時の生活維持に求められる設備・施設等の整備、住民による日常的な防災活動等の実施など、ハード・ソフト両面で防災力が強化されたマンションを「防災力強化マンション」として創出された大阪市の認定制度。



防犯性能



民間の制度(教育)

  • 子育てde家庭教育ベスト住宅プラン(学研ネクスト) ☆☆☆
    • 収納スペースの有無や学習環境に適した「学習導線」など、4つのカテゴリ(しつけと学びのしかけ、学習のための教育環境、賢い親子のコミュニケーション、家事と育児の軽減)に区分された、全50の推奨基準からなる。なお、この制度の内容は、(株)学研ネクストのホームページにも、親会社の学研のホームページにも示されていない。


2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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