不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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一生住めるマンション!公共のスポーツセンターが近いこと

お金も大切ですが、健康はもっと大切です。いくらお金があっても健康を損ねてしまうと人生はつまらないものになってしまいます。健康を維持するために効果的なのはなんと言っても継続的に運動をすることです。継続的に運動をするためには自宅近くに「スポセン」があることが理想的です。
いきなり「スポセン」という略称で申し訳ありません。わが家の息子達が日頃呼んでいる、近くにある公共のスポーツセンターの愛称です。
温水プールは、高校生以上1回200円(小中学生50円)。トランポリンや平均台などのあるトレーニングルームは、午前・午後・夜間の入れ替え制で、高校生以上1回200円(小中学生50円)と格安です。
特に高校生以上であれば、事前の講習を受けることによって、エアロバイク、ランニングマシーン、ウェイトジムなどのトレーニング機器を利用することができます。また、トレーニング機器が充実しているだけでなく、追加料金を払うことなく、日替わりで開催されているエアロビクス、ヨガ、太極拳などの教室も受けることができます。
このようにマンションの近くに公共のスポーツセンターがあれば、手軽にしかも格安で健康増進に励むことができます。高い住民税を納めているのですから、この辺りでしっかり元を取っておきましょう。

少し余談になりますが、公共施設の受付でお金を支払った場合に渡される領収書が「利用料」ではなく、「使用料」となっていることにお気づきでしょうか。
公共のスポーツセンターのような「公(おおやけ)の施設」を利用する対価として市民が支払うお金は、地方自治法で「使用料」とされています。「利用料」ではなく、「使用料」というのはいかにもお役所的な呼称で、個人的には違和感がありますが、地方自治法で規定されているので仕方がありません。
また、〇〇教室といったメニューやその料金の設定については条例で定める必要があります。自治体によってはタイムリーな変更がなされないなど、硬直的な運用がなされている場合がありますが、安価であることをもってよしとしましょう。
ちなみに、公共のスポーツセンターの中にある食堂の運営は、これまた、地方自治法によって管理委託先として、公共団体や公共的団体に限定されています。値段はそこそこ安いのですが、メニューがイマイチである場合が多いようです。
平成15年4月の地方自治法の一部改正によって、自治体が指定する法人、その他の団体に施設の管理を行わせることができるようになりました。民間事業者などへの委託要件が緩和されることになりましたので、今後はサービスの改善が期待できるかもしれません。
運動メニューの豊富さ、サービスの良さは民間スポーツ施設に軍配が上がると思いますが、使用料金の安さでは公共施設にかないません。公共スポーツセンターが近くにあるマンションを選びましょう。

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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