不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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10月の首都圏新築マンション、在庫増・単価下落傾向


本日、マンション広告なし。

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不動産経済研究所が11月15日、10月の首都圏マンション市場動向を発表。

  • ◎供給戸数9.3%減の3,372戸、秋商戦開幕は低調に。
  • ◎価格4,396万円、契約率70.6%、在庫が5千戸台に。

この見出しだけでは、よく分からないので、同研究所が毎月発表している数値データをもとに、首都圏新築マンション市場動向のトレンドを“見える化”してみた。


販売在庫、発売戸数・単価の推移(首都圏)
販売在庫、発売戸数・単価の推移(首都圏)
この2年間、発売単価を高めに維持しながら、過剰な在庫処分に成功し、低迷期を脱出しつつあったのだが――
7月に4,962戸と漸増し始めた在庫が、遂に5千戸を突破(5,054戸)。
8月に72.8万円/m2と大幅に上昇したのもつかの間、9月に62.2万円/m2と大幅にダウン。10月も62.9万円/m2と低水準のまま。


発売戸数(都3県の内訳)
発売戸数(都3県の内訳)
都3県発売戸数の内訳を見ると、23区が1,531戸とやや盛り返しした反面、神奈川・埼玉は減少。
千葉は遂に73戸まで激減。

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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