不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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国交省の考える「住教育」

学校で住教育に取り組んでみませんか?


国土交通省は9月9日、「平成23年度『住生活月間』の実施について」をリリース。


「住生活月間」を実施する「目的及び意義」について、次のように記されている。

(前略)
今年度も、国民の豊かな住生活の実現を図るため「住生活月間」を実施し、シンポジウム、住宅フェア等を通じて、国民に住生活の向上に資する様々な情報提供を実施するとともに、このたびの東日本大震災を踏まえ、被災者向けの相談会などを通じて被災者に対する住宅の補修・再建に関する情報提供に努めます。

次のように8つの関係行事が予定されているが、例年通りあまりパットしない。

  • (1)合同記念式典の開催(10月10日徳島市)
  • (2)住生活月間功労者の表彰(10月10日徳島市)
  • (3)住生活月間フォーラム(10月24日住宅金融支援機構 すまい・るホール/文京区))
  • (4)住教育の推進
  • (5)広報活動の推進
  • (6)第23回住生活月間中央イベント スーパーハウジングフェアinとくしま
  • (7)地方公共団体関連の行事
  • (8)関係団体の行事



未来を担う子供たちにどのような「住教育」行おうとしているのか?

(4) 住教育の推進
長期的な住教育の視点に立ち、住生活の向上に関する子供たちの関心を高めていくことを目的として、小学生高学年を対象として作成した副読本「考えよう!住まい方のくふう」及び「環境にやさしい住まい」を補助教材として活用していただくよう普及促進を図ります。
なお、学校等での「住教育」の取組が円滑に導入できるよう作成した、『「住教育ガイドライン」(学校で住教育に取り組んでみませんか?)』を、昨年度に引き続き、教育関係者等に無償で頒布します。
さらに、ホームページを活用した住教育に関連する情報提供を積極的に行い、住教育の推進を図ります。

「ホームページを活用した住教育に関連する情報提供」はどこで入手できるのか記載されていない(不親切だと思う)。
ネットで調べてみると、社団法人 日本住宅協会(http://www.jh-a.or.jp/)のサイトに、「住生活月間のオフィシャルサイト(http://www.jh-a.or.jp/jyuuseikatu/top.html)がぶら下がっていることが分かる。


同オフィシャルサイトの中に、「住教育」のページがあり――
さらに「学校で住教育に取り組んでみませんか?」のページをひも解いていくと「学習の流れ・住教育の領域」にたどり着く。
「住教育の領域」として、次の4つが列挙されている。

  • 1 人と住まい
    • 住まいの安全・安心、家族の語らいやくつろぎ・団らんなど、住まいの機能や構造、生活との関係を学習します。
  • 2 住まいの空間と構成
    • 人が住む器は、人体寸法が基本です。それに動作空間が加わること、へやとへやをつなぐ原理があることなど、暮らしに対応した住まいの空間や構成を学習します。
  • 3 住まいと社会
    • 住生活に必要なライフライン、地域の中での住まい、まちの良好な景観など、住まいと社会のつながりを学習します。
  • 4 住まいと環境
    • 気候風土と住まい・住文化、環境と共生する住まい、そして住まいの維持管理のあり方を学習します。



今の大人の多くは「住教育」を受けていない。
大人になって、マンション選びに苦労しないためにも、子どもの頃から「住教育」を受けられることは良いことだと思う。
マンション・チラシをどう見るかといった教育は無理にしても(笑)、日照や通風、騒音や振動など、周辺環境とのかかわりを見極める力の育成も期待したい。


それにしても、文科省ではない、国交省が提供するこの「住教育」情報は、小学校の教師の手元に届くのだろうか・・・・・・。

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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