『不動産トラブル事例データベース』から、騒音に関連した裁判事例を以下にピックアップしてみた。
ご参考までに!
- マンションの設備騒音と意思表示の錯誤による契約の無効(大阪高裁判決 平成12年12月15日)
- ポンプ室からの騒音は無いとしてマンションを購入したが、入居後その騒音に悩まされる状況では、買主の意思表示には要素に錯誤があったとして、売買契約の無効が認められた事例。
- マンション上階からの騒音と階下住民からの慰謝料請求(東京地裁判決 平成19年10月3日)
- マンション上階に住む幼児による騒音が、直下の住民に精神的苦痛を与えたとして慰謝料請求が認められた事例。
- マンション上階の生活騒音と瑕疵担保責任(神戸地裁判決 平成14年5月31日)
- マンション上階の居住者の生活騒音に耐えられないとして、契約の解除及び売買代金の返還を求めた買主の請求が棄却された事例。
- 迷惑行為者の専有部分の競売申立て
- マンション居住者の迷惑行為が区分所有者の共同の利益に反する行為であるとして、同居住者の使用貸借契約の解除及び専有部分の引渡し、競売の申立が認められた事例。
- マンション賃借人の迷惑行為(東京地裁判決 平成10年5月12日)
- マンションの賃借人が嫌がらせ行為を続け、隣室の住人に立退きを余儀なくさせ、賃貸人に損害を与えた場合、賃貸人は契約解除、建物明渡し請求ができるとされた事例。