不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選び(購入・賃貸)のためのお役立ち情報を発信しているブログメディア

敷地の約1割が借地なのは、なぜか?


本日、マンション広告1枚。

【予告広告】大手町駅直通14分、駅徒歩6分。総戸数163戸、13階建。販売戸数/未定、1LDK(46.32m2)〜4LDK(95.10m2)。販売価格/未定。平成23年3月上旬竣工(本チラシ掲載日の1年2カ月後)。

  • ※1月10日(日)の物件と同じ。

スーパー銭湯の跡地に建つ大規模マンション。


新聞全紙大のピンクを基調とした予告広告。
折り込みチラシの多くは金曜日に入ってくるのに、この物件のチラシは、前回(1月10日)も日曜日に入ってきた。
なぜか?


チラシの隅々に目を通していて、モデルルームの案内図が無いことに気が付いた。
まだモデルルームがなく、「販売予定時期/平成22年2月下旬」とあるから、週末の集客を目的としたチラシではないのだ。
日曜日の朝刊に挟んで、ゆっくりと読んでもらいたいということなのだろう。

    • -

さて、チラシ裏面の「物件概要」には、「敷地面積/4.295.17m2(借地面積419.94m2含む)」と記載されている。
敷地の約1割が借地なのは、なぜか?
気になったので、電話取材してみた。

  • 筆者「敷地の一部に借地があるのは、なぜですか?」
  • 担当者「○○さん(=スーパー銭湯)や△△製鉄所さんの時代から、敷地の一部が神社の土地となっていまして、法律的に手放すのが難しいからです」
  • 筆者「敷地のどの辺が借地なのですか?」
  • 担当者「道路からの入口部分です」
  • 筆者「借地料は、どのくらいかかるのですか?」
  • 担当者「月額千円弱です。管理費に折り込まれることになります」
  • 筆者「借地の更新については、どうなりますか?」
  • 担当者「そのときの地価に依ります」
  • 筆者「『借地を返してくれ』ということはありませんか?」
  • 担当者「絶対ないとは言えませんが、そのときは神社側と一緒になって代替地を探すことになるかと思います」



借地料「月額千円弱」について、念のため以下にチェックしてみた。
国税庁のホームページの「評価財基準書(平成21年分)」から、この敷地の路線価は34万円/m2であることが分かる。

路線価が時価の80%相当であるとすると、更地価格は42.5万円/m2(=34万円/m2÷0.8)。
地代の期待り回りを1〜2%とすると、借地419.94m2当たりの年間借地料は1,784,745〜3,569,490円(=425,000円×419.94m2×1〜2%)
月額・1戸当たりにすると、912〜1,825円(=1,784,575円÷12カ月÷163戸)。


ということで、担当者の言う「月額千円弱」に近い額1となった。

1日1回、応援のクリックをお願いします。

↓ ↓ ↓

にほんブログ村 住まいブログ マンションへ

[PR] SUUMO タワーマンションを探す!販売前の資料請求が成功の秘訣人気の新築マンション

2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.