【先着順】大手町駅直通23分、駅徒歩5分。総戸数167戸、15階建。販売戸数25戸、3LDK(68.00m2)〜4LDK(87.16m2)。販売価格4,320万円〜6.220万円、最多価格帯4,500万円台(5戸)。平成21年8月竣工済み(本チラシ掲載日の3カ月前)。
- ※5月25日(日)、6月1日(日)、7月26日(土)の物件と同じ。
ホームセンターの跡地に建つ大規模マンション。
B3判チラシのオモテ面に怪しげなキャチコピー。
- 期間限定 11/28(土)〜12/10(木)
- ご好評につき延長しました!
- 建物竣工キャンペーン
- 期間中にご成約いただいたお客様に 食洗機・LDエアコン・全室照明・全室カーテンをプレゼント!(合計100万円相当)
「ご好評につき延長」とあるのは、プレゼント効果によって売れ行き好調だから期間を延長するという意味なのか?
あるいは、売れ行き不振でプレゼント期間延長なのか?
「ご好評につき延長」の意味が曖昧だ。
そこで、売れ行き状況を確認すべく、リクルート社のフリーマガジン「SUUMO新築マンション(首都圏版)」のバックナンバーをひも解いてみた。
なんと、9月22日号に販売戸数25戸と掲載されて以降、最新号(12月1日号)に至るまで、販売戸数は25戸のまま変わっていないぞ!
素直に理解するならば、この2カ月余りの間、1戸も売れていないことになる。
もし、この2カ月余りの間に1戸でも売れたのであれば、販売戸数を25戸ではなく、24戸とかに減じて表示すべきだろう。
販売戸数を25戸と表示したままで、多少は売れているというのであれば、それは25戸のほかに隠れ在庫あることを意味している。
この2カ月余りの間に1戸も売れていないのか、隠れ在庫があるのか、どちらか不明だが――
いずれにせよ、「ご好評につき延長」は、“販促ワード”といえよう。