【先着順】東京駅直通25分(快速利用)、駅徒歩10分。総戸数315戸、38階建。販売戸数25戸、2LDK(65.37m2)〜4LDK(118.56m2)。販売価格2,980万円〜7,100万円、最多価格帯3,900万円台(4戸)。平成21年7月15日竣工済み(本チラシ掲載日の4カ月前)。
- ※07年6月2日(土)・6月30日(土)、08年6月6日(金)、09年5月8日(金)・9月25日(金)の物件と同じ。
定期借地権付きの超高層マンション。
B4判チラシのオモテ面の半分近くを占める大きなキャッチコピー。
- モデルルーム使用住戸2戸
- 新価格販売開始
で、いくら値下げされたかというと――
- 808号室71.73m2/2LDK
- 3,370万円 ⇒ 2,980万円 390万円DOWN
12%の値下げ。
- 3106号室102.59m2/3LDK
- 5,680万円 ⇒ 5,680万円 980万円DOWN
こちらは、17%の値下げ。
実際の現場で値下げが行われているのは常だとしても、超高層マンションの値下げがチラシ堂々と宣伝されるのは珍しい。
しかも、大手不動産会社の物件だ。
不動産経済研究所が昨日発表した9月の首都圏マンション市場動向データと合わせて、今年に入ってからの超高層マンションの発売戸数の推移を追ってみると――。
本物件が竣工した7月は、今年最多の931戸の超高層マンション住戸が供給されている(右上グラフ参照)。
住民に51年後に更地返還義務を課した定期借地権付きマンション(=使い捨てマンション)に見切りをつけて、売り急ぎに走り出したということなのだろうか。