【予告広告】東京駅直通16分(快速利用)、駅バス8分+徒歩1分。総戸数550戸、5棟(14階建×2棟+11階建×3棟)。販売戸数未定、3LDK(85.02m2)〜4LDK(135.76m2)。販売価格未定。平成23年1月中旬竣工(本チラシ掲載日の1年2カ月後)。
- ※10月3日(土)の物件と同じ。
○○エリア「最後のビックプロジェクト」を謳う、大手デベロッパーが供給するバス8分+徒歩1分の大規模マンション。
「100m2超中心」というリッチな居住空間はいいのだが、「東京から16分」を謳うにしては、駅からバス8分というのが最大のネック。
シャトルバス導入の販促ワザ(07年10月6日「住民専用リムジンバスの行く末は−」)で完売できるか?
さて、国交省が10月30日に公表した「建築着工統計調査報告(平成21年9月分)」。
この物件が建つ千葉県の新設マンション着工戸数は、激減が続いていたが、9月になってやっと329戸と大きな数字が積み上がってきた(右上グラフも参照)。
- 5月(46戸)
- 6月(0戸)
- 7月(255戸)
- 8月(4戸)
- 9月(329戸)
5棟から成る総戸数550戸のこの物件の建築確認が下りたのが6月23日と7月14日。
この間(6月〜9月)の着工数の合計588戸(=0戸+255戸+4戸+329戸)から、本物件の総戸数550戸を引くと、残りはたったの38戸。
都内はともかく、千葉県でさえ、もはや中小デベロッパーには新規物件を供給する余裕はないということなのだろうか・・・・・・。