不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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新聞記事を装った、供給サイドに都合のいいチラシ


本日(こどもの日)、マンション広告1枚。

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新聞紙の別刷り1枚(両面)からなるマンション・チラシ。
右上に縦書きで「暮らしのメディア 保存版」と表題があり、オモテ面の全体が新聞記事の体裁をとっているので、マンション・チラシとは認識されにくい。
「いま、マンションを買う、これだけの理由 徹底検証」との大見出しのもと、供給サイドに都合のいいサブタイトルが並ぶ。

  • ローン金利が低い時が、買い時だ
  • 消費税が低い時が、大きな買い物に適している
  • 最大規模のローン控除が検討されている時が、好機だ

現在、住宅ローン金利が低いことや税法上有利であることは否定しないが、対象となっているマンションの多くは、売れ残りのB級品。
なぜB級品かといえば、用地費、建築資材とも高騰時に建設されたマンションの多くは、販売価格を抑えるために、専有面積が小さくされていたり、階高が抑えられていたり、目に見えにくい部分のグレードが下げられているからだ。


この新聞記事を装った販促チラシには、「地元密着型のディベロッパーを推奨する理由」として次のような手前ミソ記事も掲載されている。

全国規模のディベロッパーと、地元密着企業はどこが違うか? 地元に根をおろしている企業は、逃げるわけにゆかないのだ。

「地元に根をおろしている企業は、逃げるわけにゆかない」ということを強調するのであれば、地元に根をおろしていない全国規模のディベロッパーは売り逃げしているということになるぞ!

企業規模と住まいの性能は、正比例するとは限らず、地元企業の物件にも、良質なものが数多くあるということは確かである。

マンションに限らず、一般的に、人材と資金力の豊富な大企業が供給する製品の性能は優れているのではないか。
「地元企業の物件にも、良質なものが数多くあるということは確かである」ことの裏付けが全くないぞ!

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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