不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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破たんしたニチモの当座比率は―

当座比率の変化(ニチモ(株))


本日、マンション広告1枚。

マンション分譲中堅のニチモ(東証2部、資本金4,063百万円、設立1955年、従業員185名)が2月13日、東京地裁民事再生法の適用を申請し受理された。
9月末時点の負債総額は約757億円(今年2番目の規模)。
ニチモ社は首都圏と近畿圏を中心に「ルイシャトレ」「ヴォアール」などのブランドでマンション事業を展開していた。


マンション市況の低迷で物件の販売が滞り資金繰りが悪化していたという。
そこで同社の「当座比率」を調べてみた(右上図参照)。
当座比率(=当座資産÷流動負債)は、短期の負債に対する支払い能力を判断する指標。
平成20年決算(9月期)の当座比率は、11%と低い水準に留まっている。

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