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不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選び(購入・賃貸)のためのお役立ち情報を発信しているブログメディア

「モデルルーム使用予定住戸」は手の込んだ販促ワザ

都内最大の再開発エリアの一画に建つ最後の大規模マンション。

新宿駅20分(途中急行に乗り換え)、駅徒歩8分。総戸数219戸、13階建。平成21年2月下旬竣工(本チラシ掲載日の当月)。

  • 【第3期予告広告(物件S)】予定販売戸数10戸、3LDK(71.15m2)〜4LDK(93.72m2)。予定販売価格4,300万円台〜6,300万円台、予定最多価格帯4,600万円台。
  • 【再登録物件広告】販売戸数1戸、3LDK(78.63m2)。販売価格3,680万円。
  • ※2月17日(日)、3月2日(日)、3月16日(日)、5月8日(木)、8月8日(金)、9月14日(日)の物件と同じ。

道路をひとつ隔てた姉妹物件(物件S:総戸数219戸、物件K:総戸数68戸)がB3判のチラシに併載されている。
オモテ面に気になるキャッチコピー。

  • モデルルーム使用予定住戸限定 販売価格
    • 物件S 南西角住戸3LDK、78m2超、3,680万円
    • 物件K 南東住戸4LDK、87m2超、3,990万円

「モデルルーム使用予定住戸」って何なのか?
ゴマ粒サイズの極小文字で、次のように注釈されている。

モデルルーム(商談ルーム)使用予定住戸
使用期間:2009年3月1日〜6月30日
モデルルーム使用後、現状有姿にて販売するものです。
モデルルーム(商談ルーム)使用予定住戸は、再登録受付・抽選となります。

つまり、来月から4カ月間、モデルルームとして使用する住戸を抽選販売しようというのだ。
チラシの裏面に掲載された4つの間取り図のうち、物件Sと物件Kそれぞれ1戸ずつ、「モデルルーム使用予定住戸」の間取り図が含まれている。
「モデルルーム使用予定住戸」は、どちらも専用庭付きの1階住戸だ。
モデルルームに1階を選んだのは、訪問者がアクセスがしやすいゆえの必然なのか?
それとも不人気ゆえの、販促ワザなのか?
以下「モデルルーム使用予定住戸」の狙いについて、考察してみよう。


そもそも、駅近くに本物件のマンションギャラリーがある。
マンションギャラリーがあるのに、現場にもモデルルームを設ける理由は何か?
ひとつは、今月末の本物件の竣工に合わせて、経費節減のため、マンションギャラリーを閉鎖し、その代替として、現場の住戸をモデルルーム化することが考えられる(これは、よくあるケース)。
もう一つ考えられるのは、モデルルームに名を借りた、値下げ販売。
2つの「モデルルーム使用予定住戸」の販売価格は、m2当たりに換算すると、物件S が47万円/m2、物件K が46万円/m2。
非モデルルームの販売単価60〜67万円/m2(物件S)、52〜69万円/m2(物件K)に比べると、最大で3割ほど安くなっている。


すでに高値で契約した人に対しては、「今回はモデルルームに使用したから、3割安くなっているんですよ」と言い訳できる。
3割も安いから、お客も呼べる。
「モデルルーム使用予定住戸」には、売主サイドのそんな思惑が働いているのではないだろうか。
ちなみに、消費者サイドの注意点としては、なぜ3割も安いのか、本当の理由を把握し、その理由に納得したうえで、契約することが必要だろう。

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2016年6月1日、このブログ開設から12周年を迎えました (^_^)/
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