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不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選び(購入・賃貸)のためのお役立ち情報を発信しているブログメディア

本広告をすっ飛ばしている物件

【第2期2次予告広告】池袋駅12分(路線乗換え270m+途中駅乗換え時間は含まない)、駅徒歩8分。総戸数149戸、12階建。販売戸数未定、2LDK+DEN(63.81m2)〜4LDK(85.65m2)。販売価格未定。平成21年3月25日竣工(本チラシ掲載日の4カ月後)。

工業地域に建つ大規模マンション。


B3判のチラシのオモテ面に気になる表現。

  • 12月上旬 第2期2次新発売<予定>!

本日のチラシは「予告広告」。
購入申し込みの受け付けを開始していない「予告広告」では、「新発売」という表現は使えないことになっている(「不動産の表示に関する公正競争規約」第18条(2))。
このチラシのように、「新発売」のすぐ後ろに<予定>を付けることで、ルール違反を免れようとしているのであれば、大手デベロッパーとしての姿勢としては望ましくないだろう。

    • -

この折り込みチラシは、第2期2次のもの。
都内の物件ではあるが、筆者の住まいからは遠いエリアであることもあり、これまで「第1期」も「第2期」のチラシも入ってきていなかった。
売行き不振で、「第2期2次」では、チラシを配るエリアを拡大したのか?
念のために、リクルート社のフリーマガジン「首都圏版 マンションズ」のバックナンバーで、これまでの期分けの履歴を調べてみた。
驚きの事実を発見!
ここでも、業界の自主ルール「不動産の表示に関する公正競争規約」が守られていないのだ。

  • 7月15日号:【第1期 予告広告】販売戸数 未定
  • 7月22日号:【第1期2次 予告広告】販売戸数 未定

第1期の販売戸数などの掲載義務のある本広告をすっ飛ばして、第1期2次の予告広告を出しているのは、ルール違反。

  • 9月23日号:【第1期2次 予告広告】販売戸数 未定
  • 9月30日号:【第2期 予告広告】販売戸数 未定

第1期2次の本広告をすっ飛ばして、第2期の予告広告を出している。またしてもルール違反だ!

  • 10月21日号:【第2期 本広告】販売戸数 65戸

第2期になって、始めて本広告が出され、第2期の販売戸数が65戸であることが分かる。

  • 11月11日号:【第2期 2次予告広告】販売戸数 未定

本日の折り込みチラシと同様、第2期2次の予告広告となっている。
「第2期2次」の本広告は、12月上旬予定ということだから、引き続き「観測」していくこととしよう。


それにしても、「予告広告」には使用が認められていない「新発売」という「特定用語」を「新発売<予定>」と表現してみたり、予告広告を行なった場合には同一の媒体で本広告を行なわねばならないというルールを無視してみたり。
コンプライアンスの精神が販売の末端まで浸透していないということなのだろうか。


「第1期」「第1期2次」の本広告すっ飛ばし状況を見落としている(見逃している?)「首都圏版 マンションズ」のチェック機能が働いていないことも指摘しておきたい。

(本日、マンション9枚)

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2016年6月1日、このブログ開設から12周年を迎えました (^_^)/
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