不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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「9月暴落」に向って

マンション事業者の負債額累計(推移)

  • 米国発のサブプライム問題や景気後退に追撃されて、銀行は今年4月以降、『貸しはがし』の姿勢を顕著にしている。この動きは、上半期の決算を締める9月までを目標としており、当面はやむことはない。今夏から秋にかけて、不動産や建設会社の倒産は、まだ増加する。

AERA(7月28日号)の記事によれば、「値崩れ」から「ミニバルブ崩壊」へ、マンションの「9月暴落」の足音が聞こえてきたということになっている。
マンション事業に手を出していた企業で、最近倒産したのは次のとおり。

  • 7月30日 (株)ハウジング大興(東京) 負債総額138億円
  • 7月29日 マツヤハウジング(株) (東京) 負債総額279億円
  • 7月24日 グローバル・ファンデックス(株) (東京)負債総額50億円
  • 7月23日 (株)興大 (東京)負債総額72億円
  • 7月18日 (株)ゼファー (東京) 負債総額949億円
  • 6月30日愛松建設(愛知県) 負債総額155億円
  • 6月30日(株)ケイ・エス・シー(東京) 負債総額60億円
  • 6月30日(株)インベスト(福岡市) 負債総額97億円
  • 6月6日セントラルサービス株式会社(大阪府) 負債総額40億円
  • 6月5日 (株)矢緒企画(福岡)負債総額60億円
  • 6月4日(株)スルガコーポレーション (横浜市)負債総額620億円
  • 5月30日近藤産業(株)(大阪市)負債総額322億円

上記の負債額の累計は、2,842億円。
線形近似(赤色の破線)で9月30日の負債累計額を予想すると、5,000億円に迫る。


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