不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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超高層マンションの希少価値は―

【第2期予告広告】銀座一丁目駅直通5分、駅徒歩6分。総戸数1,063戸、48階建×2棟。販売戸数未定、1LDK(42.71m2)〜3LDK(153.99m2)。販売価格未定。平成21年3月下旬(S棟)・6月下旬(N棟)竣工(本チラシ掲載日の8カ月後・11カ月後)。

  • 6月20日(金)、7月19日(土)の物件と同じ。

共用施設を大胆なまでに削ぎ落としてコストダウンに挑んだ、大規模な超高層のツインタワー・マンション。
新聞全紙大サイズを縦て使いに、オモテ面にツインタワーの外観CGが掲載されている。
第1期の販売戸数は362戸だった。
第2期の販売戸数は、8月下旬の本広告で周知する予定だという。
周回遅れで販売が開始されたこの48階建の総戸数1,063戸のツインタワー・マンション。
マンション市場が悪化しているこの時期に売れ行きは、いかに?
少し前になるが4月24日に不動産経済研究所が公表した「超高層マンション(08年以降完成予定)」の資料から、首都圏の超高層マンションの竣工実績(1976年〜2007年)と2012年までの計画値をグラフ化してみた。
http://d.hatena.ne.jp/images/diary/f/flats/2008-08-01.jpg

2008年は、82棟(27,388戸)もの竣工が予定されている。
超高層マンションの希少価値は、急激に薄れていっている。

(本日、マンション広告7枚)

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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