不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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完成在庫の増加に苦戦中

供給戸数と完成在庫の推移(大手デベロ


金曜日、マンション広告6枚。

  • 4月12日(土)、5月2日(金)、5月16日(金)の物件と同じ。
  • 【第1期2次先着順(C棟)】
    • 大手町駅26分(途中乗り換え)、駅徒歩16分。総戸数820戸(A棟:222戸、B棟:203戸、C棟:395戸)、17階建(A棟)+14階建て(B棟)+18階建て(C棟)。
    • 販売戸数(C棟)5戸、3LDK(80.92m2)〜4LDK(97.80m2)。予定販売価格3,178万円〜4,018万円。A・B棟:竣工済み(平成20年2月5日)、C棟:平成20年7月14日竣工済み(本チラシ掲載日の1週間前)。

敷地の南に河川を臨む総戸数820戸、3棟からなる大規模マンション。

  • 新発売
    • 第1期 好評いただきました!
    • いよいよ第1期2次 先着順申込受付開始!

A棟(222戸)、B棟(203戸)販売時には、大きく宣伝していた「マンション業界初」の附属施設としての那須の高原別荘。
本日のチラシには「マンション業界初」の高原別荘の文言は見当たらない。
バブリーな印象を避けるためなのか・・・・・・。
それにしても、冒頭の「好評いただきました!」の表現。
「好評」ではあるが、「完売」ではない。
第1期の販売戸数66戸と、第1期2次の先着順5戸を合わせても、たったの71戸だ。
C棟(395戸)の完売への道のりは、かなり遠そうだ。
7月22日の日経テレコン21のネット記事によれば、本物件の筆頭売主である大手デベロッパーは、営業人員を7.3%増の約190人に増員し、2008年上期中に完成するマンションを集中的に営業する「地域営業部」を新設し、完成在庫の増加を防ぐという。
本物件の大手デベロッパーのIR情報から、完成在庫戸数の推移を拾って、グラフ化してみた。
H18年3月期から供給戸数が減少する一方で、完成在庫が積み上がっている様子がよく分かる。


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