不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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外資への売却も難しい?

金曜日、マンション広告14枚。

  • 1月19日(土)、7月4日(金)の物件と同じ。

【本広告】新宿駅28分(快速利用、途中乗り換え)、駅徒歩4分。総戸数23戸、9階建。販売戸数22戸、1LDK(45.76m2)〜4LDK(78.30m2)。販売価格2,960万円〜4,330万円、最多価格帯3,900万円台。平成19年12月11日竣工済み(本チラシ掲載日の7カ月前)。

敷地の南側を首都高が走る、7カ月前に竣工済みの小規模マンション。
2週間前(7月4日(金))のチラシでは、販売戸数が21戸だった。
だから、この間に1戸のキャンセルがあったということになる。
それにしても、竣工して7カ月も経過しているのに、たったの1戸しか売れていない本物件。
いくら駅チカの徒歩4分とはいえ、目の前を首都高が走っているようなマンション事業を企画したツケがここにきて明らかになってきたということだろう。
昨日、負債総額949億円で東京地裁に民事再生法の適用を申請したゼファーの飯岡隆夫社長いわく――

  • 昨年秋以降、物件は慎重に仕入れて早期に売却するなど早めに手を打ってきたが、打った手以上に外資が急激に物件を買わなくなった。

ということだから、売れ行き不振の本物件、外資への売却も難しそう?


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