お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 新書
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2005年、ウォールストリート・ジャーナルから、「世界で最も注目すべき女性50人」に選ばれたこともある勝間和代氏が著した新書「お金は銀行に預けるな」
本日のAmazon.co.jpランキング第4位。
「第2章 金融商品別の視点」の中で住宅が「個人で持つ最も大きな金融商品」として触れられている。
特に、マンションについて、勝間和代氏の考え方を拾ってみると――。
新築マンションをなぜ買ってはいけないのかというと、新築には必ずその建築業者の利ざやが多く乗っているためです。
購入価格のだいたい20〜30%ぐらいは、その新築マンションの広告費や粗利益であると考えていいでしょう。
したがって、新築マンション――例えば4000万円のマンションだとしたら――を市価で転売しようとした瞬間に3000万円前後でしか売れないような、買った瞬間に値が下がるケースが多いのです。
新築マンションはその1000万円分の儲けで、モデルルーム代やチラシ代、セールスマンの人件費までまかなっているのです。
ということで、勝間和代氏は、「金融資産として考えるなら、新築マンションより中古マンションの方が無駄な経費がかからないために有利といえるでしょう」と論じている。
年末年始の休みに、じっくりとマンション選びでもと考えている方、お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)を読まれてはいかが。
(本日、マンション広告なし)