北側の洋室は、通常、フローリングではなく、カーペット仕上げであること多い。
最大の理由は、コスト。
北側の洋室にカーペット仕様が多いのは、なぜ?
最大の理由は、コスト。
北側の洋室が子供部屋になることが多いことを考えると、階下への遮音性能の確保は重要なテーマだ。
特にビー玉を床に落としたときに発生する“コツン”というような軽量床衝撃音に対しては、カーペットが効果的だし、しかもフローリングに比べて安価だ、
フローリングで軽量床衝撃音対策を施そうとするとお金がかかる。
デベロッパーとしては、後々の騒音トラブルを避けるためにも、販売価格を抑えるためにも、フローリングではなくカーペットを採用したくなるところだ。
ただ、カーペットは安価だが、ダニ・カビの巣窟となりやすく、あまり衛生的とはいえない。子供部屋としては避けたい仕様だ。
お金はかかるが、洋室はカーペットではなく、フローリングが永住仕様にふさわしい。