ワンフロア3戸のペンシル型マンション。
【第2期本広告(先着順)】大手町駅28分(途中乗り換え)、駅徒歩28分。総戸数40戸(管理員室1戸含む)、14階建。販売戸数7戸、2LDK(56.45m2)〜3LDK(71.77m2)。販売価格2,598万円〜3,748万円、最多価格帯2,900万円台。平成20年3月上旬竣工(本チラシ掲載日の8カ月後)。
- バスタイムを楽しむ 浴室TVを採用
浴室TVの販促ワザについては、すでに2006年3月3日(金) 浴室テレビの行く末は―の記事で指摘した。
湯船に浸かって、ゆったりとした気持ちでテレビを楽しめるのは、入居当初の数年間。
10年後には、輝度が低下して見づらくなった画面を睨んでいるか、あるいは壊れて無用の長物となったディスプレイを眺めながら湯船に浸かっていることだろう。
上記の記事を書いてから、1年と4カ月が経つ。
地デジ放送も本格的に普及し始めて、浴室テレビの状況も変わったのか?
念のために電話取材した。
- 筆者「浴室テレビのメーカーはどこですか?」
- 男性販売員「少々お待ちください・・・・・・」
それから待つこと1分あまり。時折資料をめくる音が受話器から聞こえてくる。
- 男性販売員「調べて、折り返し電話します」
- 筆者「この電話で分かりませんか?」
- 男性販売員「もう少しお待ちください」
今度は、電話の保留音に切り替えられた。♪♪♪♪♪♪
- 男性販売員「TOTOの製品です」
- 筆者「型番は分かりますか?」
- 男性販売員「分かりません」
- 筆者「何インチでしょうか?」
- 男性販売員「分かりません。モデルルームに来ていただければ」
- 筆者「地デジ対応でしょうか?」
- 男性販売員「地デジ対応ではありません」
なっ、なんと地デジ対応ではない!
2011年7月24日までにデジタル放送に完全移行の予定だから、あと4年で浴室テレビはただの箱になってしまう。
シェル型浴槽(シェル型浴槽)とアナログ浴室テレビ。
シェル浴槽の出っ張りに子供を座らせてテレビアニメを見せられるから、子供をお風呂に入れやすいというメリットはあるかもしれないが。
数年後には、アナログ放送が見られない浴室テレビの画面を前に、シェル浴槽の出っ張りに腰掛けて、子育ての時代を懐かしむことになることだろう。
(本日、マンション2枚)