村田真のマンション管理編集記(月夜の遠吠え)に定期借地権マンションの問題点を指摘する記事が掲載されていたので、以下に抜粋しよう。
(前略)
当時私は不動産・都市開発専門誌の編集で取材に駆けずり回っていましたが、関係者の間では“マンションの場合は更地返還のときに基礎杭も抜かなくてはならないのか”など、いまから思うと随分と瑣末な議論が行われていたことを憶えています。
“そんなことより、定期借地権であろうが所有権であろうが、50年間を経たマンションがどうなるかを考えるのが先じゃないの?”という疑問をそのときも拭えませんでした。
30年、40年を経過した定期借地権付きマンションがどのような住環境になるか、そうしたマンションが市場で流通するのか、近い将来壊すことが決まっている建物を居住者が自費で修繕しようとするのか──容易に想像できる程度の疑問ですが、ほとんどの取材先はそうした質問には「50年先のことなんてわからないから…」と逃げるばかりでした。
“問題先送り”の構図がそこにはっきり浮かび上がっていました。
それから15年。定期借地権付きマンションは実際にどれだけ供給されたのでしょうか。
(後略)
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