国土交通省が5日、2007年版の「首都圏整備に関する年次報告」(首都圏白書)を発表した。
マンションに係る内容をいくつか抜粋してみよう。
距離圏別の着工動向
平成14〜16年にかけて全距離圏の中でトップのシェアを占めていた10km圏のシェアが平成17年において20km圏と逆転し、平成18年においては30km圏のシェアとほぼ同程度となってきており、近年、10km圏のシェアの減少が大きい。
一方で、30〜40km圏のシェアの拡大がみられる。
住宅の質の変化
共同分譲は、平成18年を平成2年と比べると大幅に床面積が増加しており、特に20km圏では約27m2も拡大している。
一方で、近年、10〜40km圏については、床面積が減少傾向にある。