不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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県内初の専有面積の下限規制には賛同するが―

守谷市ホームページ


茨城県守谷市は、今月28日、うるおいのある良好な住宅環境の形成を図ることを目的として「家族向け分譲マンション建築指導要綱」を施行したと発表。
市内では、つくばエクスプレスの開通に伴い、マンションの建設が相次いでいて、同要綱の適用されるマンション建設も、守谷駅周辺や関東鉄道常総線新守谷駅周辺など計6カ所で計画されている。
同要綱に従えば、平成18年11月9日以降、建築確認申請書を提出する「家族向け分譲マンション」については、次の基準に適合しなければならないことになる。

  1. 一戸当たりの専用床面積の平均面積は82m2以上
  2. 一戸当たりの専用床面積の最低面積は67m2以上

「家族向け分譲マンション」とは、一戸当たりの専用床面積が43m2超で4戸以上有する分譲マンションのこととされている。
専有面積の広い住戸を誘導しようという、県内初の下限規制には賛同する。
ただ、規制対象となる分譲マンションを「家族向け分譲マンション」と呼ぶことに違和感があるのは筆者だけだろうか。
「一戸当たりの専用床面積が43m2超で4戸以上有する分譲マンション」のことを、わざわざ「家族向け」と冠する必要があるのか?
あるいは、広い分譲マンションに住むのは「家族」であるべき(独身者や単身者は広くなくていい)、という排他的な思想が根底にあるのか?
あるいは、「家族」は広い分譲マンションに住むべき、という思い入れがあるのか・・・・・・。
いずれにせよ、シングル向けであろうと、単身者向けであろうと、未入籍者向けであろうと、これからのマンションの専有面積には高い水準を期待したいところだ。


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