不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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白黒を反転させた広告の狙いは―

金曜日、マンション広告6枚。

  • 4月2日(日)の物件と同じ。

大手町駅直通14分、駅徒歩19分。総戸数27戸、9階建。販売戸数13戸、2LDK(60.65m2)〜4LDK+DEN(127.63m2)。販売価格2,920万円〜6,880万円、最多価格帯3,000万円台。平成19年2月下旬竣工(本チラシ掲載日の7カ月後)。

公園に南面する、第一種住居地域に建つ小規模マンション。
B4サイズの広告のオモテ面には白黒のCG内観図。
裏面は、黒色を基調としたデザイン。
Lサイズのカラー外観図と小さなカラー案内図・配置図、夜景CGが掲載されているものの、白黒反転させた3つの間取り図と白黒反転させた物件概要説明文章が裏面の半分以上の面積を占めている。
印刷物を白黒反転(=写真でいうところのネガ状態)させる狙いは、次の二通りが考えられる。
一つ目は、弱視者対応(まぶしさ対策)。
通常の印刷物は、白地に黒またはカラーインクで印刷されていて、白い部分は全体の8割〜9割を占めている。
この白黒の関係を反転させて、黒地に白抜きの文字や間取り図に変換することで、白い部分のまぶしい面積を減少させることができる。
最近は、弱視者対応のZoomSight(ズームサイト)機能を取り入れたサイトも増えている。
が、まさか本広告の白黒反転理由が弱視者対応ではあるまい。
印刷物を白黒反転させる理由の二つ目は、見栄えをよくする効果狙い。
筆者が学生だった頃、この「白黒反転作戦」をよく使ったものだ。
当時はまだCADなどなかった時代だから、図面は当然手書き。
A1サイズのトレペ(トレーシング・ペーパー)に平面図を描いていくのだが―。
描き込む量が少ないと、空白部分が目立ち、間が抜けた図面となってしまうことがある。
そんなときに、少しでも見栄えを上げる法のひとつとして「白黒反転作戦」を実行した。
手書きのトレペ用紙を専門業者のところに持ち込むと、白黒反転した図面に変えてくれるのだ。
白黒反転効果によって、それまで間が抜けていた図面は、全体的に引き締まり、黒色特有の上品な図面に生まれ変わる(場合がある)。
でも、図面で表現していた内容そのものは、白黒反転以前とはなんら変わっていない。
白黒反転は、あくまでも演出にすぎない。
本日の白黒反転広告をみて、そんな学生時代のことを思い出した。



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