4月から毎週水曜日、生活欄に掲載されている『わが家のミカタ』
「チラシの中にヒントあり」シリーズの第5回目(最終回)に筆者が全身写真入りで登場。
床にバラまかれたチラシを背景に、スポットライトを浴びて――生活欄にしては珍しいイメージ写真だ。
なかなかよく写っている。鬼室黎カメラマンありがとう!
-
- -
さて、今朝の朝日新聞をご覧になって、当ブログを訪れた方にも、記事では紹介しきれなかったマンション広告を読み解く極意を―。
キャッチーコピーから売るための仕掛けを読み解く
浴槽やキッチン設備など、初期投資が少なくてすむ「カタログ設備」を喧伝しているマンション広告。
そのような物件は、建物性能が劣後していることの裏返しだ。
一方、遮音性能や耐震性能の情報を積極的に開示しているマンション広告。
高い遮音性能・耐震性能を確保するためには、構造躯体への大きな初期投資を要する。
そのぶん分譲価格は高くなるが、資産価値が高い。
後者の広告物件のほうが、検討に値するのは明らかだろう。
チラシに書かれていないことを“読み取る”
禅問答のようであるが―。
たとえば、物件が幹線道路沿いや鉄道沿いであるのにも係らず、騒音のことにまったく触れていないマンション広告。
騒音や振動の大きさが浮かび上がる。
あるいは、案内図の一部が空白であったり、説明書きで隠されていたりするマンション広告。
工場やパチンコ屋などの「迷惑施設」であることが多い。
チラシから読み解く!満足度100%のマンション購入法 (講談社プラスアルファ文庫)
- 作者: 武内修二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/04
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (17件) を見る