不動産情報ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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「天然温泉付き」マンションというけれど

10階建て、総戸数98戸の「天然温泉付き」中規模マンション。

新宿駅直通32分、駅徒歩10分。総戸数98戸、10階建。販売戸数未定、3LDK(67.20m2)〜4LDK(83.02m2)。販売価格未定。平成19年3月上旬竣工(本チラシ掲載日の11カ月後)。

  • 〇〇(=物件名)が目指したのは、そこに住まう家族みんなに、バランスのよい暮らしのステージ。
  • たとえば、いつでも使える“温泉”をご用意したもの、ウェル・バランス・レジデンスと呼ぶにふさわしい住まい創りのためのこだわりです。

温泉付きマンションの詳細を確かめるべく、電話取材した。

  • 筆者「各住戸で温泉が使えるようになっていますが、温泉の温度は何℃ぐらいなのですか?」
  • 男性販売員「何℃ということではないんですけれども、温かいということはないです」


  • 筆者「だいたい何℃くらいなのですか?」
  • 男性販売員「水に近い温度です」


  • 筆者「水ですか・・・・・・温泉の成分はどうなっていますか?」
  • 男性販売員「いま資料を作成準備中です」


  • 筆者「水に近い温度ということは、どうやって使うのでしょうか?」
  • 男性販売員「お湯と混ぜて使います」


  • 筆者「蛇口は温泉用と水道用と二つあるのですね」
  • 男性販売員「二つあります」


  • 筆者「温泉は使い放題なのでしょうか?」
  • 男性販売員「いいえ。一世帯・1日あたり浴槽に約3杯分程度まで利用できるようになっています」


  • 筆者「1日あたり浴槽3杯分ですか・・・・・・」
  • 男性販売員「実際には温泉が3分の1、お湯が3分の2の割合で混ぜて使いますので、一世帯・1日あたり浴槽9杯分まで利用できることになります」


  • 筆者「温泉の利用料金はどうなりますか?」
  • 男性販売員「管理費込みになっています」


  • 筆者「管理費にどれくらい見込まれているのですか?」
  • 男性販売員「チョット手元に資料がないのですが、何百円ではないですが、3千円、4千円まではいきません」


  • 筆者「管理費込みということは、温泉を使っても、使わなくても料金は同じということですね?」
  • 男性販売員「そういうことです」


  • 筆者「将来温泉が出なくなるということは、ありませんか?」
  • 男性販売員「温泉は地下深く循環しているので、枯れるということは、ありません」


  • 筆者「どれくらいの深さまで掘っているのですか?」
  • 男性販売員「手元に資料がないのですが、何百mということではないでが、何kmということでもないです」


  • 筆者「温泉付きマンションは珍しいですよね」
  • 男性販売員「そうでもありません。いくつか温泉付きマンションがあります」


  • 筆者「御社では温泉付きマンションは多いのですか?」
  • 男性販売員「マンションでは初めてです」


  • 筆者「このマンションには、なぜ温泉をつけることにしたのですか?」
  • 男性販売員「特別どうこういうことはないのですが・・・ 商品企画の一環です」



温泉が珍しいのは最初だけ。
男性販売員の回答が曖昧であったことから、地下深くから無理やりくみ上げた、どこにでもある「ナトリウム−塩化物温泉」であろうか。
「天然温泉」の利用料は、管理費込みの定額。使い放題だから、管理費の収支に悪い影響を与えやすい料金構造となっている。
さて、デベロッパーの目論見通り「商品企画の一環」としての「天然温泉付き」マンションは売れ行き好調となるか・・・・・・。

(本日、マンション2枚)

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2017年6月1日、このブログ開設から13周年を迎えました (^_^)/
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